リュウキンカが咲き、チューリップが咲いて、狭い庭の隅では貝母、白雪ゲシ、ハナニラがそれぞれに存在を誇示していました。
世界は騒然、奇襲、報復といきり立つ国やグループ、そうした情勢の深刻化の心配から、昨日は日経平均が1000円以上も暴落といった解説、しかしアメリカの株は上がっているのは何故だろう、解らないからマネーには手を出さない。(実を申せば金がないから)
やっぱりこんな好天の春の日には、マネーの観察より、咲き誇る花々の姿を見て、やっぱり自然は素晴らしいと時間を忘れる時を過ごす(表現矛盾でしょうか)方が本来の人間らしいという気がします。
今、素晴らしいのはアケボノの脇のブロック塀の際に、毎年元気に咲いてくれる久留米ツツジです。
これからアケボノ、オオムラサキと我が家の春の主役のツツジが順番に咲き誇ってくれるのですが、先陣を切るのはこの久留米ツツジです。
ご覧の様に1本の木ですが、白、ピンク、赤の3色が枝々に分かれて咲き、その間に、それぞれお色の筋を自在に織り込んだツートーンの花が多様な賑わいを添えるのです。
来週には満開のアケボノの写真が撮れそうです。
チューリップの花壇では、早咲きは既に花弁を散らし、遅咲きの白の八重が元気ですが、「え、これもチューリップ」というようなチューリップです。こんなのが5本ほどあって、これが、各種取り混ぜの面白さです。
花壇の縁に宿根で自生するツリガネスイセンは、今年は些か元気がありませんが濃紺の花の色はいつも通りで、来年は元気に咲いてくれるでしょう。
玄関わきで、毎年通りに少しはみ出して咲くモッコウバラも撮ってみました。通る人の邪魔にならない様に、始終伸びる芽を切っていますが、春先に出た短い新芽の先に花が咲くのでこの時期は通る人の気持ちを少し和らげてくれるのではないかと思っています。