東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

映画の楽しみ方

2020年06月13日 16時41分00秒 | 2020リレーブログ

こんにちは。3470クルーの廣瀬です。



指名制のリレーブログなんか全然回ってこないだろうと思っておりましたが、ありがたいことに太郎さんから回ってきました。普通ならブログは何をどう書けばいいのかわからず、なるべく回避したいと思うものですが、指名してもらうことはなんか嬉しいですね。



お題の「こっそりこだわっていること」ですが、自分のこだわりなんて考えたこともなかったので何を書けばいいか悩みながら昨日のバックトゥザフューチャーを見ていたときに気づきましたが、そういえば洋画は必ず字幕で見る派ですね。


まぁ別に英語の勉強になるからとか、俳優の細かい息遣いが聞こえるからとか高尚な理由などではなく、日本語だと聞き逃したりして話の内容が分からなくなるのが嫌だからというしょうもない理由なんですけどね。バックトゥザフューチャー始めてみましたが、面白かったですね。いい映画は古くなっても面白いものです。


あと、自分は必ず見た後にその映画のネタバレや伏線についてネットで調べてしまいますね。映画を見ている時には気付けなかったような細かい伏線に気付けたり、これが伏線になっているのかなぁなどと見ている時に考察してその答え合わせができるので、映画を2度楽しめる気がします。昨日のバックトゥザフューチャーもセリフが時代を反映した小ネタであることが多く面白かったのですが、詳細はネタバレになってしまうので控えます。ちなみに一つだけ言うと、最後にテロップで流れる"to be continued"は当初タイムトラベル映画としてのギャグでしかなく、映画が想像以上に大ヒットしたから続編が作られたらしいです。面白そうと思った人はアマゾンプライムとかで見てください。


自分の映画の見かたみたいな話になってしまい、本題とは大きく外れてしまったような気もしますが、ゼミの課題をそろそろ片付けなくてはいけませんので、ここら辺で自分のこだわりのお話は終わりにさせていただきます。


次回のブログは後輩思いで有名な先輩である大橋さんにしたいと思います。テーマは「最近の生活で一番ツッコミたいこと」でお願いします。なければ、合宿生活の中でも構いません。宜しくお願いします。



最後までお読みになっていただきありがとうございます。今年はコロナで春のレースシーズンがなくなり寂しいですが、少しずつ状況が改善してきたことを励みに今できるトレーニングや個人的な増量の方も頑張っていきたいとも思います。


廣瀬克樹



ヨット部で一番嬉しかったこと

2020年06月12日 00時50分15秒 | 2020リレーブログ

こんばんは、クルーザー班4年の斉藤太朗です。

大好きな後輩の崇から「ヨット部に入って一番嬉しかったこと」というお題を与えられました。

 

でも、うーん。

 

ごめん、ない!

 

みんなには、こんな4年生になってほしくないので、すてきな4年間を送ってください。(あ、僕が一年生のときに江村さんが引退のとき言ってたやつだ。歴史は繰り返す。笑)

 

 

「楽しい」って、自分が楽しめばいいだけなんだけど、「嬉しい」って、過程とか相手との通じ合いとかがあって生まれるものだから、難しい。

 

 

でも、振り返ってみれば、1年のとき西坂さんと470乗ってたのも、クルーザーの学生全日本で優勝したのも嬉しかったし。

そもそも、高校の途中で一回やめたヨットを大学でまた始められたのも嬉しかったし。

 

一番嬉しかったことは、もしかしたら、休部中に崇に「太朗さんと乗ってるときが一番勉強になった。470チームに戻ってきてほしい。」って言ってくれたときかも。必死に頑張ってると、気づいてくれる人もいるんだなって。

 

板坂に、「クルーザー班のみんなは、ほんとは太朗さんにきてほしいんすよ。でも、自分で決めてほしいから、言わないようにしてるんすよ。」って言われたときもまじで嬉しかった。

 

ついこの間の秋〜冬も、クルーザー班のみんなとぐんぐん成長して、嬉しかったときが何回もあったなぁ。

 

 

嬉しいことが実はたくさんあったんだと気づけたブログでした。はじめてこんなこと考えた。

崇、ありがとう!

 

 

でも、自分はどういうことが嬉しい人間なのかが、段々見えてきたから、この4年間があってよかった。

 

一番嬉しいことは、この秋の大会で作りにいこうと思ってたのにな、、

 

 

次回は、僕が頼りにしてやまない、3年廣瀬克樹です!落ち着きと優しさを湛えた人で、僕が去年ペアを組んでいた仲間でもあります。

小学生のとき、「ランドセル濡れちゃうしなぁ」と思って、傘を後ろにさしていたのでお腹側は濡れていたそうです。僕と同じです。

廣瀬が今どんなことにこだわっているのか気になるので、「こっそりこだわっていること」というテーマでブログ書いてほしいです!よろしく!

 

斉藤太朗

2020年6月11日 24:50


Managing both athletics and academics

2020年06月07日 18時00分00秒 | 2020リレーブログ

同期の文豪、早苗から指名をいただきました。2年生470クルーの工藤光生です。

 

近況を少しだけ。2年のSセメスターという「人生の夏休み」と呼ばれる期間がコロナ自粛と被ってしまった不幸な僕は日々怠惰な生活を送っておりました。そんなある日、いつものようにお菓子片手に寝転びながらNews Everyを見ていると、なんと近所のプールが映っているではありませんか。高校時代まで競泳にのめり込んでいた僕は、5分で家を飛び出し泳ぎにいきました。その気持ちよさと言ったら、まるで水を得た魚のよう(使い方間違ってんのよ。)で本当に素晴らしかった。

 

そんな本題に関係してなくはなくはない前置きはこれくらいにして、早苗からいただいたテーマは「ヨットと勉学、文武両道の秘訣」です。テーマから、煽りレースというこのリレーブログの裏コンセプトに忠実に則ってますね。早苗にどんな仕返しをしてやろうか考えるだけでワクワクしてきます。

 

文武両道ってよく聞きますけど、その本質は「練習の合間に勉強するのが上手い人」だと思います。基本的にスポーツの練習というのは、コーチがいて練習場所があって、、、という風に時間も場所も決まってます。そんな厳しい練習の合間であっても、集中して勉強できる人が文武両道を叶えているのです。

 

有名なスポーツ選手では、イェール大学に在学しながらフィギュアスケート世界選手権2連覇中のネイサン・チェン選手がいます。スポーツと勉学の両方で世界のトップをひた走る彼は、1分1秒を削り出すためキャンパス内をモーター付スケートボードで移動しているそうです。(コナンくんかよ。)

 

時間の使い方がうまいと言えば、僕の同期の青木大吾くんを忘れてはいけません。彼は、自主練後であっても数学の問題集を開き、消灯後も夜中遅くまでイタリア語の勉強をしています。そんな涙ぐましい努力を続ける彼の成績は、みなさんの想像に難く無いでしょう。(下の写真は、勉強中に力尽きて朝を迎えてしまった大吾くんの写真です。)

そんな偉大な方々と違って、僕は決して時間の使い方がうまくありません。そもそも、決まった場所でないと勉強できません。受験期であっても自分の家で机に向かったことはほとんどありませんでした。試験勉強は一夜漬けが多く範囲全てが頭に入っていることは稀です。そんな僕が大学でまあまあの成績を残すためには、試験で120%の実力を出すしかありませんでした。

 

なぜ僕が火事場の馬鹿力を常に発揮できるのか。その秘訣は、ルーティンにあります。

 

長らく競泳をやっていた僕にはレース前のルーティンがありました。それを改良して、受験期を乗り切りました。そして大学の試験でもそのルーティンを使っています。

 

以下がルーティンの詳細です。

 

①3分前:左胸→右胸の順に胸を2回ずつ叩く。

②3分前〜2分前:胸を張りながら腰の前で指回し体操をする。

③2分前〜1分前:大きな深呼吸を3回する。

③1分前〜:肘を机の上に置いて指回し体操。

 

それぞれの動作に意味があるのですが、それはここでは省きましょう。大したことなさそうなこの一連の動作が、僕にいつでも力をくれます。どうにか改良してヨットレースでも使えるルーティンを作りたいものです。

 

次は、面倒見が良すぎていつも後輩たちから過剰な愛情表現を受けている偉大な先輩、齊藤崇さんを指名します。テーマは、「ヨット部でおきた仰天ニュース」です。ヨット部内では珍しい関西出身でいつもコッテコテの関西弁を話す崇さんは、果たしてどんなびっくりエピソードを披露してくださるのでしょうか。

 

それでは、失礼いたします。

工藤光生


失敗を糧に成長するのが人間である。

2020年06月04日 23時29分00秒 | 2020リレーブログ

ご無沙汰しております。コロナへの絶望と進振りで頭のネジが飛びつつある2年の早苗です。

今回のテーマは"ヨット部での失敗"ということです…………。

傷口に塩を塗るのが大好きなドS君からの指令ですので仕方ない。後輩諸君への教訓となると信じて腹を括りましょう。


 周りに感謝しましょう

今となっては完全にネタですが、当時心が砕けちった音は今でも覚えています。長らく存在する桟橋も、マストに襲撃されたことはまさかなかったでしょう。困らせてしまってごめんなさい…と謝りたいです。ホッパーマスト桟橋事件です。

概要といたしましては、

ハーバーの桟橋付近で沈する…→流される

→…マストが桟橋の下に刺さる

幸い周囲の機転によりことなきを得ましたが、かなりの大事故になりかねないケースでした。

これに対し私は

「当時救出劇に携わってくれたすべての人に感謝したい。後輩には、ここまでやらかしても生きていけるので凹んだ時には思い出して元気を出してほしい」

と忘れてほしいと思いつつも悲しげに語っています。


周囲に目を配りましょう

桟橋事件をすぎて、ホッパーに少し乗れるようになった頃のお話。ランニングで非常にスピードが出てよく走れていました。しかし愚かにも周りを見ておらず、前方から近づく1艇の2人乗りに気付きませんでした。慌ててお互いに回避しました(相手には回避させてしまいました)。辛うじて自分の艇は生き残ったものの、落ち着いてから最初に自分の目に飛び込んできたのは沈した2人乗りでした

これに対し私は

「他大の方だったし、ましてや権利があったのは向こう。本当に申し訳ないことをした。本気で反省している。絶対に調子に乗ってはいけない。今後は何事においても、常に未熟者であるという自覚とともに生きていきたい」

と項垂れつつも強い決意を持って語っています。多分これが1番のやらかしでした。


出着艇は孤独だと思いましょう

ホッパーでの着艇にしくじった結果、スロープに突っ込みました。幸い先に着艇していた3人が身体を張って止めてくれましたが、とても痛そうでした。

これに対し私は

「お三方、本当に申し訳ありませんでしたもしあなた方がいなかったら本当にどうなっていたことか。今度何か奢ります」

と、しおらしい態度を見せています。


 誕生日には背後に注意しましょう

19回目の誕生日は整備日で、八景島で過ごしていました。そして、謎の慣例により服を着たまま桟橋から落とされました。またもや桟橋には珍妙な体験をさせてしまいました。

これに対し私は

19年間で一番珍しい祝われ方をしました。これまでも、誕プレが同じキャラのぬいぐるみとクッションで偶然かぶるドッキリをされて見事に騙されたり、誕プレがおかきとパンのみ(なんとドッキリではない)とか色々あったのですが、全てが霞みました。でもまあありがとうございます。

ですが、その後のトレーニングで偶然にもサッカーボールに2回攻撃されたことは許していません」

と、怒りつつもまんざらでもない顔で語っています。


先輩は優しいので過度に恐れてはいけません

OBさんと試合に出たときのことです。その方の噂を色々と耳にしていまして、私は生まれたての小鹿のようにプルプル震えていました。ですが、実際乗ってみると先輩は優しくしてくださりました

これに対し私は

「ものごとは見かけと違います。でも見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです」

と、ハルキストぶって語っています。いい台詞ですよね。


こんなものでしょうか。我ながら書きながら懐かしくなりましたね。

新入生の皆には何か教訓を得てもらえたら嬉しいです。レアケースばかりなのであまり繰り返されることもないかもしれませんが…


次は役立ちそうな話をしてもらいたいので、工藤を指名します。進振り迫りしこの季節、この男ほど頭がよければと何度思ったことでしょう。テーマは「ヨットと勉学、文武両道の秘訣」で!



涙の数だけ強くなれるよ

2020年06月03日 18時00分00秒 | 2020リレーブログ

尊敬する松前パイセンからご指名をもらいました。
誰にも負けないワイの自慢、というお題ですが、むずすぎです、、

まあ、色々考えたんですが、
僕の誰にも負けない自慢は、

去年沈した回数ということで行きましょう。

多分一番沈したと思います。

風が強くても沈しますし、風が弱くてもロールタック沈を無限にやっていたので、おそらくですが、1位であるという自負があります。

そんな沈王である僕に、一番思い出に残っているのは、秋の、ある自主練の日ですね。


その日は予報では6m/sくらいで、まあいけるだろうということで出艇しました。ハーバーで艤装していると、ん、なんか強くね?ってなり、
この時点で、既におしっこちびりそうでしたが、でる気だけはマンマンだったし、今更、怖いので出ましぇん。と言うのは恥ずかしかったので、震える手を押さえて、出艇をキメました。(小松さんが救助用ロープをバウに取り付けてくれました。)


海に出てみると、案の定、経験したことないくらい吹いてて、波が高い。どうやら、maxでは10m/s近く入ってたらしいです。

こんなの経験したことなかったので、本気で波に呑まれるんじゃないかと、めっちゃ怖くて、ビビりまくってました。

でもやるしかないので、無限に上って、沈しまくりました。この段階で多分10回くらい沈してましたが、地獄はここからでした。
昼着するぞ〜という声に従って、僕は下り始めたのですが、船は恐ろしいくらいローリングしました。僕が朝艤装したのは、船じゃなくて丸太だったのか、と本気で疑いました。
もう、恐怖を通り越して、涙が頬をつたいました。
ランを走るだけで、沈しまくりました。
小松さんには、ローリングは体で起こせ〜舵を使うんだ〜と言われましたが、正直それどころじゃありませんでした。
そして、ハーバーに入るためにジャイブをしようとするのですが、無理でした。10回くらい挑戦して全部沈しました。結局、タック周りで帰りました。
午後は風が少し落ちたのですが、結局ジャイブは出来なかった気がします。

この日、20回以上沈しました。

体がクタクタになり、買い出しに行けませんでした。ごめんなさい。

でも、この日のおかげで、強風でもびびらない、めげないメンタルが少しついたような、そんな気がします。

あ、もし、おれの方が沈したわ!っていう方がおられたら、ご連絡下さい。

まとまったかまとまってないかよくわからないブログとなりましたが、こんなもんで勘弁してください。

さあ、次のブログは、プレイヤーとして数々の伝説を海に遺し、惜しまれながらもマネージャーに転向、バリバリ働いてくれている、早苗にしたいと思います。

テーマは、「ヨット部でやらかしたこと」です。よろしく!


ある「推し」の同期のおはなし

2020年05月30日 21時19分24秒 | 2020リレーブログ

お世話になっております、4年クルーザー班主将の春日です。

 

中野にいろいろ暴露されてしまいました。

呼び名が段々変わるとか無駄に完成度高いのが腹たちますね。笑

 

自分のテーマは「次に指名する人についてのマル秘エピソード」らしいです。難しいこというなあ。

何を書こうか迷ったのですが、今は最上級生としてチームを引っ張っている、ある同期の1年生時のエピソードを話そうと思います。なんだか適当なブログになってしまいましたがご容赦ください。

その同期とは同じ日に入部しました。(写真は入部当日の写真です。意外に変わっていませんね?)

彼はいつも、同期に愛のあるいじりを受けていました。

合宿所では起きている時間より寝ている時間が長いせいで寝顔を撮られ続け、たまたま正門前で当時在籍していた女子部員といただけであらぬ疑いをかけられて煽られ、諸事情により監督という意味深なニックネームをつけられていました。かわいいですね。

個人的に覚えているのは、微風の470へ一緒に乗った時に、彼が風待ちしながら海に足を入れてずっとばちゃばちゃしてたことです。途中で風が入ってきて普通に走り始めても、わーこれ気持ちいいーとか言いながら下側でばちゃばちゃしていました。ヒール起こせってちょっと思いましたが。他にも、ブローに入る瞬間を当てると目をキラキラさせながら喜んでくれました。かわいいですね。

彼があるレースで勝った時には同期を誘って自宅で祝勝会やったのですが、嬉しそうにニヤニヤしながらレースについて説明する彼はとても推せました。

一見当時は何も考えてなさそうだった(失礼)彼ですが、実力をあげるにはどうすればいいのか考え愚直に努力し、そして持ち前の「推される」力で先輩・同期から(最近は後輩からも?)可愛がられ、めきめきと上達したのだと思います。帰り道に上手くなる人の共通点は何か、など議論したのが懐かしいですね。そんなギャップもかわい(以下略)

本当になんの話だか分からなくなってしまいましたが、かなり無理やりまとめると、「推される力」ってばかにならないよってことです。実力を高めるために努力するのは勿論ですが、周りの人に応援してもらえるか、というのも大事なことだと思っています。あらゆる意味で。

さて、次の人にバトンを渡そうと思います。

470チームが誇るエーススキッパー、松前を指名します。お題は、「最近あった面白いこと」です。松前って最近何やってるの?純粋にきになる。。


当たり前の基準

2020年02月17日 11時59分43秒 | 2020リレーブログ

お久しぶりです。新2年スナイプクルーの大根田です。リレーブログの順番が決まった時に「最後やん、まだまだ先やん!」 などと思っていたわけですが、ついに順番が回ってきてしまいました。Facebookの紹介では「場合によってはこのリレーブログのトリにふさわしくなれるかもしれない男」という謎のプレッシャーをかけられて少し困惑しています笑

 

せっかくの機会なので僕の最も尊敬している人の言葉を紹介したいと思います。尊敬している人といっても有名人ではなく、中高の部活の顧問の先生の言葉です。その先生は常々「当たり前の基準をあげろ」とおっしゃっていました。

 

その先生曰く、弱小校と強豪校の大きな違いが「当たり前の基準」にあるとのことです。例えば中高やっていたサッカーにおいては「練習前のストレッチの質」「一つの練習に対する意識の高さ」「荷物の整理」「挨拶」「返事」等々練習に関することだけでなく生活面についても「当たり前の基準」が違います。こういったことは自分自身も当時遠征に行った際に上級生だけでなく下級生においても徹底されていると感じました。

 

では、ヨットにおいてはどんなことが考えられるでしょうか。東大はありがたいことに全国トップレベルの早稲田大学と一緒に練習させていただけるため色々と違いを感じさせられます。直近のことで一番感じたのは赤旗がおりた後の出艇のスピードについてです。ただでさえ赤旗が上がり練習時間が短くなっているという状況で早稲田はいち早く艤装を済ませ一番に出艇しました。おそらく「一分一秒でも長く練習をするための行動をすること」が早稲田においては「当たり前」なのでしょう。こういった技術面以外の点でも早稲田から学べることは多いと思います。もちろん早稲田が全て正しいということではありません。ですが、せっかく強豪校を近くで見れるという利点があるのだから東大らしさは残しながらも色々なことを見て吸収できたら良いなと思います。

 

また、自分は来週から京都大学の練習に参加させていただきます。京都大学といえば国立大学ながら昨年の全日本インカレでスナイプ級で優勝し、総合入賞を果たしたまさに東大が目標とするチームです。そんなチームの練習に参加させていただけるということで胸を借りるつもりで取り組みたいと思います。そして京大における「当たり前の基準」を身をもって感じ、東大にも持ち帰れたらなと個人的に思っています。

 

こんな感じで拙いブログになってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。これで2020年度リレーブログは終わりということになります。もし読んでないブログがある方は是非読んでいただきたいです。部員それぞれの部活に対する向き合い方がわかってとても面白いです。(まあ、サイクリングについて語ってる人などもいますけどね笑)

 

p.s.

そろそろ僕がいただいた高山さんのスーパーウォームが6年目に入り悲鳴をあげているため今シーズン限りで現役を引退することになりそうです。ありがとうございました。来シーズンからは早稲田大学のスーパースキッパーのK君が良いと教えてくれたヨットブランドGillのウェットを買ってみようと思います。

 

 


膝代わり@1月リレーブログpart47

2020年02月16日 21時40分00秒 | 2020リレーブログ
お久しぶりです!新4年470スキッパーの松前です
ブログを書くのは秋イン以来4ヶ月ぶりくらいですね

この終わりがなく果てしないように見えるリレーブログを残すところ2人となりました。
「膝代わり」というのは落語でいうところの、最後のトリのひとつ前に出る芸人のことです。長いあいだ見ていただいた読者の方々を飽きさせず、かつトリを引き立てなければならない、控えめながらも経験豊富な最上級生が選ばられたということでしょうか笑

ついに最後の冬合宿、もとい春合宿がやってまいりました。極寒の中、強風が吹き荒れ、大波に襲われひたすら沈しまくるほど大変な日々はないでしょう。ところが、みんなこのつらい練習を通して上手くなっていくんですよね。春や秋の公式レースで前を走った時は、あの冬頑張って練習したから今があるんだなと思います。
でもそれより何倍も多く、あの冬もっと頑張ってたらなぁと後悔します。もっとスタートにシビアになっていれば、もっとこの動作を重点的に練習してれば、もっと早くあれに気付いていれば、もっとあそこを意識していれば、とか無限に思う日々です。やはり分かっていてもできないんですね、寒すぎたり、疲れたり、落ち込んだり、妥協してしまったりと…

最上級生になると、始めてから何回目というよりもうこれも最後かと、後ろのことばっかり考えてしまいます。東北大戦はもう最後かとか、八景レースは何回あるんだろうとか、フリートレースは何回出れるんだろうとか思ってしまいます。
そう考えると、4年間の部活ってほんとーに短くて、一瞬で終わりそうです。ただ4年間しかないからいいんだろうなって思います。他を捨ててすべてを懸ける覚悟ができるし、ずっと成長し続けられる。1人にとってはたった4年間しかないものが、代々ちょっとずつちょっとずつ、ずーっと積み重なって今があります。87年もの間、続いてきたことは冷静に考えるとすごいことです。一族経営で創業87年目の老舗和菓子屋とはわけが違います。1人1人は細くとも、偉大なLBの方々が紡いできた糸は太く、頑丈で温かみがあります。そして、さらに自分たちが繋いでいかなければなりません。

今思い返すと、2019年は、レース本番で結果を出すことの難しさを存分に味わいました。普段の練習ではしないようなことやミスをレースではやってしまうし、勝てるだろうと思っていた相手に大差で負けたりしました。けど、結局はレースで行う判断や動きは普段の練習から影響を受けてるわけで、レース本番でどうにかしようと考えると逆効果になってしまいます。普段の練習ではレースを意識してやるというのは小松さんがいつもおっしゃていて、とても当たり前のことですが、その難しさや自分の甘さを実感する日々でした。
2020年はそんな後悔をしたくないし、後輩にもそんな思いをして欲しくないので、「レースを意識した練習」という当たり前のことを体現できるようにします。

短いですが、最後まで読んでいただきありがとうございました



東京大学運動会ヨット部新4年 松前亮平



さて、お待たせしました!明日は2020リレーブログのトリ、大根田です!












あっという間

2020年02月11日 18時12分00秒 | 2020リレーブログ
こんにちは!

新四年マネージャーの青栁佳保里です。いつのまにかもう四年生!時の流れの早さを改めて実感しています。最近といえば、ジャニーズアイドルにハマってしまいました。しかも高校一年生ですついに自分にも母性が芽生えたのでしょうか。驚きです。


さて、今年の目標としては、新マネージャーリーダーのあみちゃんをはじめ、皆が自分のやりたいことに集中できるよう、支えていきたいです。近頃、就活のおかげで自分について考える時間が多いのですが、私はサポートするのが好きだし、向いているなと感じます。この部活での残された時間を、自分の適性を活かして、成長できたらいいなあと思っています。


話は変わりますが、いつも冬合宿の時に思い出すことがあります。(お恥ずかしながら)料理に慣れていなかった一年生のときの私は、一日のうちに包丁で手を二回切ってメンタルがやられ、姉に「もう帰りたい」とトイレで泣きながら電話したことです。笑

そんな私に比べ、後輩のマネージャーたちは元気いっぱいで逞しく、そして、何より手際よくご飯の準備をしている様子を見ては感動しています。当たり前のことですし、それが仕事なのですが、いつも感心してしまうのです。未来は明るい!


また、引退された美駒さんからは沢山のことを教えていただきました。部活を通して本当に様々なことを学んでいるなと感じています。感謝の気持ちでいっぱいです。


では、ここらでブログを終えたいと思います。次は真面目で熱い男、新二年生の工藤くんです!


テーマ 冬合宿と今後

2020年02月09日 19時14分00秒 | 2020リレーブログ

 こんにちは、新2年仰秀木下結月です。

毎晩完徹し、瀕死状態でテスト期間を乗り越えた後は帰省したり、犬に技を教えたり、遊園地に行ったりと中々充実した休暇を過ごせました。


 さて、先週から冬合宿が始まりました。プレイヤーを支えられるようにまた頑張っていこうと思います。昔から部活をする前はどうしても腰が重かったりするのですが、行ってみると凄く楽しくていつもあっという間に終わってしまいます。(最初から気が乗ればいいんですけどね)周りに恵まれていて良かったなと思います。

 

 いよいよ4月からは後輩が入ってきます。後輩にも存分に楽しんでもらえようようにしたいですし、ちゃんと指導できるようにより気を引き締めて頑張っていきたいと思います。ただ個人的には絶望的にコミュニケーションを取るのが苦手なので怖がられないか少し心配です。まあ頑張ります。


 こんなところでブログを終えたいと思います。次回はいつも素敵な雰囲気を纏っていてとても優しい美森さんです。お楽しみに