東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

6月18日と19日の練習報告

2016年06月20日 23時00分32秒 | 通常練習

こんにちは。

2年仰秀バウマンの工藤です。

618日・619日の仰秀の活動報告をさせていただきます。

最初に618日は、先週にひびが入ってしまって割れてしまって修理をお願いしていたパルピットをダボハゼの亀山さんから受け取って、仰秀に取り付けるところから始まりました。先週にパルピットが割れてしまったときは新しいものを購入しなければいけないかもしれないと覚悟をしましたが、ラルの純代さんに相談したら亀山さんが直せると伺って、月曜日に亀山さんに修理をお願いしました。日曜のレースに間に合うようにとお願いしたらその日のうちに溶接してくださりました。また無償で直していただき本当に助かりました。パルピットを横浜の都築から朝運んだため、土曜日の出艇は午後からとなりました。練習は月光、ラル、リップルなどに混ざってコース練を行いました。下回航やスタートについて2年で話し合ったこと、練習時間が短かったこともあり、集中してミスなく動作をこなすことができました。

日曜日、619日は新体制になってから二回目のフリートレースでした。風は微風からオーバーまでだんだんと強くなっていきました。結果を先に言うと、14艇中、11-7-5と三レースを通して総合順位は8位でした。順位がレースごとに上がったのは風が強くなり、松山さん・岡田さんが得意としている風に変わったということもありましたが、レースごとにフォアデッキ三人が回航について話し合う、スタートについての反省を毎回行うなど、前回のレースに比べて、チームとしてのコミュニケーションが多く取られていたことも大きな要因ではないかと思います。毎回一番後ろを走っていた前回のレースと異なり、他艇が多く周りにいる中で走れたので、ほかの艇が自艇に対してどう影響するか、どう動くかなどを、経験することができ、フォアデッキはタクティクスに関する経験値を詰めたのではない方思います。

僕個人としてはまだまだバウマンの動作、特にポールにガイをつけて突き出す動作、ポールをしまう動作が遅いことが課題です。また前回のレースでは全くできていなかったスタートも、松山さんに土曜日の練習からはスタートがどうだったかを話し合うことによって、かなり改善されたとは自分で思います。具体的にはスタートについてのイメージが前よりも明確になったため、どのような情報を後ろに伝えればいいかなんとなくわかり、僕が話す情報量が増えたことです。ただ、話し合った結果まだまだ僕が後ろに伝えるべき情報はあるので、今後のレースで経験を積んで、松山さんとイメージをすり合わせて、いいスタートを主導できるバウマンになりたいと思います。

改めてパルピットを直してくださった亀山さんありがとうございました。

2年工藤康平


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
追記 (田原)
2016-06-22 12:33:38
勝手ながら僕からの反省も書きたいと思います。
日曜のレースは安定して南風が入っており、3レースともスタート前に海面を見ても左右のどちらが良いか、正直なところ分かりませんでした。
そんな中で第1レース、多くの艇が左へ伸ばしている中で右海面のコースを走りました。結果的に左の艇団が爆伸びして我々は爆死という結果に…… 戻ることなく片振れした、潮の流れの違っていた、風が左の方が強かったことが主な理由とは思いますが、それらを気づけなくても左に寄せる勇気を持つべきだったと思います。当たり前ですが、レースで挽回するにはスピードが必須です。攻めるだけではなく他艇と離れずに走ることも負けないためには必要だと実感したレースになりました。
第2、3レースは他艇団に合わせること、走れる海面を走ることを考えてコースを引きました。風が上がってきて松山さんが前を走れる風域になったこともあって1上の順位は4番目などでした。フリーのコースで1.2艇抜かされ、2上で2艇抜かされ……とジリジリ順位を落としたことは残念でしたが、大きく順位を落とさなかったのは艇団に合わせたコースを取ったからかなと思います。
たらたらと書きましたが、スピードで勝てなければ前を走ることはできないと痛感したレースだったと思います。ジリジリ順位を下げた場面も、スピードで勝っていればジリジリと順位を上げられたのかもしれません。幸いにも三崎には手本となる社会人チームがいくつもあるので、スピードの秘訣を盗んでいきたいと思います。

来週は江ノ島でスナイプのレースに出るので、タクティシャンのスキルを上げてきたいと思います!
返信する

コメントを投稿