こんばんは。3年の江村です。先週末土日の報告をします。
土曜日は江ノ島への引っ越しを行いました。引っ越し後江ノ島で整備を行い次の日から始まるフリートレースや練習のための準備をしました。
日曜日は八景島と江ノ島に分かれ、1年生は八景島で練習、470は江ノ島で練習、スナイプは湘南スナイプフェスティバルに参加しました。
470は早稲田大学、法政大学、明治大学とともにコース練習を行いました。多くの艇数が参加しハイレベルな練習ができたようです。470は今週末関東470フリートレースに、来週末470個選に挑みます。
スナイプは湘南スナイプフェスティバルに参加しました。リザルトは以下の通りです。
31308 海野・浅川 32(32)-30(30) 28位 (62)
30785 山本・江村 19(19)-33(33) 26位 (52)
30563 菅原・塚本 29(29)-18(18) 20位 (47)
29604 師田・高山 DSQ(61)-42(42) 52位 (103)
(括弧内は得点を表す)
http://snipekanto.web.fc2.com/result/2016/2016_shounan_snipe.pdf
今週末に控えている個選の前哨戦として今回のレースに参加し、個人的にいろいろと感じたことや学べたことがあったので書き連ねていきます。
今回のレースは参加艇数に比べてスタートラインが短かったため下から押し出されて多くの船がスタート前にラインに近づきすぎていることが多く、またスタート3分前ほどからラインに近い位置で待つ船がいた(僕らの船という噂も・・・)ため、何度もゼネリコを繰り返していました。
多くの艇数が出るフリートレースだと特に、スタート前20秒くらいから本部船やアウターマーク、スタートラインの見通しが見えなくなってしまい、結果としてスタートラインに対して自分たちがどの位置にいるのかがわからなくなってしまうことが多かったです。潮の強さを考えたり、船がどのくらいのスピードで微速前進しているのかを感じたりする力をもっと繊細に身につけ、「絶対にスタートラインから出ていない」という風に自信をもってスタートできるようになりたいです。
コースを引く力に対してもまだまだ足りないなと思うところを感じました。
海面の変化や雲の動き、風上にいる船の向きなどをもっと頻繁に気にしてコースを考えなければいけないなと感じました。「今どこが風が強いのか」とか「今どのあたりの雲が厚いのか」という情報は以前よりも気にすることができるようにはなってきたけれど、「さっき風上側にあったブローはどこにいったのか」とか「さっきの雲はどこに行ったのか」という「動き」が全然とらえられていないので、目先のことだけを見てコースを引いてしまうということが多々ありました。もっと頻繁に周りを見て、「動き」として変化を理解する必要を感じました。
頻繁に周りを見るというのは意識一つで何とでもなるものだと思うので、あとはその情報を生かせるような立派な情報処理能力を今後養っていかないといけませんね。
あとコースに関して、フレッシュウインドをつかんで走ることの大切さを感じました。
風が弱かった1レース目2上に向かうレグでコースの真ん中あたりを走っていたら結果として両エンドに出した船に上マークで合わせて4~5艇抜かれてしまいました。風上側にいた船はそこそこ離れていたのでブランケの影響はないだろうと思っていたのですが、微風時は特にフレッシュウインドをつかむことが大切なのだと改めて感じました。
ブランケに対する自分自身の意識が足りないなと思うことはまだあり、クローズで上マークに向かっている最中レース艇ではないシングルハンドの船と並走した場面でのこと、「ブランケに入りそうだな」と思いながらもタックせずに我慢して走り続けたことに対し、着艇後小松コーチから言われたことは「さっさと返すべきだった」。自分では走れているつもりでも高さを失ってしまっているとのこと。自分自身の、ブランケを走ることへの危機感の低さを感じてしまいました。
・・・とまあ反省点をいろいろと挙げていきましたが、成長を感じることもありました。
去年の江ノ島でのフリートレースから比べて、走っているときの周りの景色が全然違うということ。小松コーチの指導のもと、冬の練習・春の練習で着実に力をつけてきたことを改めて感じることができました。
スナイプ班はいよいよ今週末個選に挑みます。少しでも前を走れるよう頑張ります! 応援よろしくお願いします。
3年 江村大樹
確かにあれで一艇身半はロスしてた感じですが、最後左伸びたので、すぐ返して右行くよりは結果的には良かったのかなと思ってます。
左伸ばしたかったなら、声かけて交渉するなり、ブランケ避けるために素早く2回タックすればいいのになーと思って見てました。
並走してみてクローズのスピードは良いものあると思うので、自信持って個戦はしってきてください。
あのような場面ではただ我慢して走るのではなくて、こちら側から何らかのアクションをするべきだということを学ぶことができました。アドバイスありがとうございます。
週末の個戦では今回のレースで感じた反省点を活かせるように頑張ります!