東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

ここからが勝負

2021年04月29日 21時26分00秒 | レース反省

こんばんは、4470スキッパーの古橋です。

先週末の4/24,25は第3470フリートレースが開催されました。新歓裏ではあったのですが、手伝いに来てくださったLB様やレスキューを承諾してくれた他大学など、たくさんの方々にご協力いただき4艇出場することができました。ありがとうございました。

以下今大会のリザルトになります。(カッコ内はカットレース)

艇番-セールNo.-乗員

4692-4579 古橋廣瀬 23-23-(38)-26-37-16-18 26

4579-4301 鈴木下重 (BFD)-28-36-37-25-40-39 39

4452-4303 調齊藤 39-40-(49)-49-43-45-44 45

4357-4357 吉田工藤 (BFD)-42-43-43-34-46-30 43

今レガッタは終始36mほどの南風に恵まれ、2日間を通して7レースも行うことができました。各々が今の実力を測るには十分なレース数を消化することができたと思います。各レース間で迅速にマーク変更を行いレースを回していただいたレース運営にも感謝したいと思います。少々高いと思われたエントリー費も十分価値のあるものだったと思えました()

個人的に課題だと感じたのはスタートでした。7レース中6レースは全て第一線からはじき出された位置でのスタートで、序盤から苦しい展開となったものでした。ボートスピードでなんとか中位層に這い上がれても、スタートで死んでいるようでは上位は目指せません。自艇が満足のいくスタートが切れたのが最後のレースのみであり、小松コーチの「最後のレースで、一番良いレースをするんだ」という教えには忠実に従えたのですが、あまりにも成功率が低いと言わざるを得ない結果となってしまいました。とはいえ最後のレースが自分の感触的に一番良かったのは嬉しかったです。

チームの反省としては、やはり4艇全艇で2日間を通してノーケースノートラブルを実現できなかったことが挙げられると思います。ケースや文字はカットレースがないインカレでは絶対にあってはならないことです。僕自身もあれほど部員にケースを起こすなと口酸っぱく言ってるのに、2日目の最初のレースでクリアアスターンクリアアヘッドだった2艇の間に入ってしまいケースを起こしてしまいました。必ずノーケースノートラブルで帰ってこようと思って初日をトラブルなく終えていただけに、2日目初っ端で720度の回転をしてしまいかなりショックでした。そのケースさえなければ最終成績がもう5点、10点程上がったかと思うと、本当にもったいのないことをしたなと思うばかりです。改めて気を引きしめようと思いました。

色々な反省点はありますが、全65艇中総合成績26位で帰って来れたことは僕が想定していた以上に良かったので、自分なりによく頑張ったんじゃないかと思います。日々の(東大式)自主練習の成果が、そして小松コーチ直伝の様々な小松イズムが着々と結果に表れているようで嬉しいです。決して慢心することなく、もっと高みを目指して練習を積み重ねていきたいと思います。

また、繰り返しになりますが、新歓の手伝いやレスキュー乗員のためにお越しくださったLBの西坂様、小野様、戸沢様、松前様、大橋様、そして両日来ていただいた永田様、本当にありがとうございました。新歓を頑張ってくれた部員にもお礼を言いたいです。

今回のレースを通じて、東大ヨット部という部活動は本当に色々な人に助けられているのだと改めて身をもって感じました。そしてまた、それを決して忘れることなく、ひたむきに精進しようと思いました。今僕たちにできることはただただ真摯にヨットに向き合うことだと思っています。

春インカレも正式に中止となり、なかなかモチベーションを保つのを難しく感じている部員もいるかと思います。こういう時こそ原点に帰ってヨットを楽しむということを忘れずにいたいですし、それを上手く伝えられるようなリーダーでありたいと思います。

4年の4月となった今、残された時間は約半年と限られていますが、最後まで全力で走り抜けたいと思っているので引き続き応援のほどよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは失礼します。

4470リーダー

古橋恒太


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