毎日のように、福祉フェアだとか、
◆福祉人材確保ネットワーク事業 人材交流制度◆ |
◆新卒者等応援緊急介護人材育成事業のご案内 |
とか まあいろいろと広告が出ている。介護の仕事になかなか人がついてくれないのだ、いや就いてもすぐに辞めざるを得ないのだと思う。
昨日の毎日新聞の≪余録≫ に面白いことが載っていた。
▲ある町で福祉の仕事をしている3人に聞いた。県庁の障害福祉課に務めるAさん(29)、社会福祉法人で障害者の相談支援をしているBさん(30)、NPO法人で相談支援をしているCさん(29)。さて、この中で最も高給取りは誰か▲3K職場などと揶揄されるのが福祉現場だ。安い給料で仕事も大変なため、この不況でも人で不足の事業所は多い。当然、公務員の給料が一番高いだろうと皆の予想は一致したが、ハズレ。手取り月収はAさん20万円、Bさん23万円、Cさん16万円。ボーナスもBさんが一番高い。
それにしてもなんとも安いではないか…。これくらいで夢をもって仕事をし、子どもを育てられるのだろうか。
人材育成やらネットワークやらであちこちの外郭団体や企業に金をばらまくよりも前に、国や自治体ははたらく人の賃金を上げることにこそ、力を入れるべきだろう。