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ほんまに当事者能力がないなあ

2018-01-10 | まいにち

沖縄で米軍機の不都合が続いてます。

沖縄の問題ではなく、もっといろんなところで怒って行かなあきません。

カヌーの選手が他の人に薬を混ぜたとか・・・が問題になりました。最近の新聞やテレビを見とったら、勝利勝利、メダルメダル・・・の言葉ばっかりやさかい、競争を煽り立てる社会では当たり前のことかもしれません。

僕の子供の頃には近代オリンピックを作ったと言われるクーベルタンの「言葉」がのっとったんやけど、最近はこの人の名前も効かなくなりました。

「オリンピックは、勝つことではなく参加することにこそ意義がある」(フランス語L'important, c'est de participer、直訳:重要なのは、参加することである)の言葉が有名だが、実はこの言葉は彼の考え出したものではない。この言葉は聖公会ペンシルベニア大主教であるエセルバート・タルボットEthelbert Talbot)が1908年ロンドンオリンピックの際にアメリカの選手たちに対して語った言葉である。

1908年のロンドン大会が開催された当時、アメリカとイギリスは犬猿の仲となっており、アメリカの選手団はロンドンに来てから色々な嫌がらせを受けた。それで気の滅入ってしまったアメリカ選手団が気分転換にセント・ポール大聖堂聖餐式に出かけたところ、この大聖堂で説教を受けて、大いに勇気づけられた。

この時の出来事とセリフが伝わり、感銘を受けた彼が各国のオリンピック関係者を招いての晩餐会の席上でのスピーチで引用して演説したところ、たちまちこのセリフが“クーベルタン男爵の演説”として有名になり世界に広まってしまった、というのが真相である。

また、クーベルタン男爵はこの席で「自己を知る、自己を律する、自己に打ち克つ、これこそがアスリートの義務であり、最も大切なことである」とも語っているが、こちらは本人が考え出したセリフである。

 

パレスチナの子どもたちに自由と平和を!

    

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