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住まいは人権! 一般社団法人協働舎
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弁護士にも見えていない「障害特性」 いや見ようとはしていないのだ!

2021-09-01 | まいにち

今日はお昼一番に 呉簡易裁判所での先日傍聴した刑事事件の判決

びっくり饅頭を昼食がわりに

 

求刑2年に対し、判決は懲役一年八月、10日間を差し引く・・・とのとても重いと感じる判決でした。

判決文を読み上げた後も、裁判長は「反省する、寛大な処置をは言うが何回も盗みを繰り返してきており、反省するだけではなく、『どうしたらもうやらないで済むのか』を刑務所でよく考えてくるように」と長々と説教じみたことをhなしておられました。

ただ、刑務所での暮らしの中でそれができるのであれば過去数回の刑務所生活でできているはずで、それができていないところにこそ目を向けてほしいと強く思いました。

彼には知的な障害があり、療育手帳を所持をしています。

せめて弁護士が彼の障害特性がどのように犯罪と結びついているのか、ああるいは障害とは全く関係がないのか?

すぐに見つかるような事件を何故起こしてしまうのか?などを考えることができておれば、判決も変わってきていたのではないか・・・。

 

見えるかどうかは別にして、せめて見るように努力していきたいなと

帰りはクレアラインで広島へ 不動産屋さんで新しい鍵を受け取りました。