2023年11月3日
お昼からの原爆ドーム前で開かれた憲法集会へ参加しました。参加者は800人とのこと。
念仏者の会からは僧侶たちが参加されていましたが、僕が「どうしてなんやろなあ」と思うのはキリスト教会の牧師や司祭の参加がほとんどいつもないこと。
福祉の仕事はもちろんですが、キリスト教会も平和の中でしか成り立たないと思うんやけど。
平和を作り出すのが仕事やし・・・
でも一つ勉強したことがあります。ユダヤ人という民族はいない、ユダヤ教の信者がユダヤ人だとは以前に聞いていましたが、そのユダヤ人の中でもこの戦争に反対している人たちがとても多くいることです。ネットを見るとイスラエルの警察が広場に立っている正統派ユダヤ教の信者を突然突き飛ばして倒したり、米国でユダヤ人たちが「戦争支援をやめろ」と国会議事堂へ3000人も集まったりしておられます。平和をめざす宗教者はやはりもっともっと声を上げていただきたいと思います。
この集会ではフルートでのイマジンの演奏から始められました。
岸田文雄事務所まで「NO WAR NO KISHIDA」の声を上げてのデモ。この岸田さん、ある時期米国のジョン・F・ケネディを真似てポスターに大きく F・K とプリントしている時期がありましたが、そんな大物では全くないと悟ったのかすぐに消しましたね。この写真に写っているSTOP GENOCIDE IN GAZAの横断幕を持って歩いていると警護のお巡りさんがもっと歩道側へもっと歩道側へとしつこく行って来られます。これは先日見たヘイトデモを警察官が守って歩いているようだったのとはずいぶん違うなと感じました。
疲れてしまって家に帰って休んでいましたが、やっぱりいこうと気持ちを入れ替えて夕刻のスタンディングに
今日のスタンディングでは武田高校の生徒が先日広島へきたガザの中学生が帰ることができずヨルダンにいる彼・彼女たちから力をもらっていると話されました。
暗くなってアメリカからの旅行客だという青年が「この地で繋がっている人がいて嬉しい、ここにどうしてNHKのカメラが無いのか・・・」と話されたのが印象的でした。マイクが回ってきたので 先日老朽化した水道管の破裂箇所を見つけるのに下関市がイスラエルの「人工衛星から調べる」技術を導入しているとの記事が出ていたが僕たちの日常の生活にイスラエル軍のパレスチナ人監視技術が使われいることに驚いていることをちょっと話しました。いつもとおんなじで話はダラダラとなりましたが。
今日の二つの行動で挨拶された広島市立大学の田浪さんが編集された「鏡としてのパレスチナ」を読んでいますが、この本が出された10数年前と何にも状況が変わっていないなと思います。