今日、11月29日は国際パレスチナデー。
広島でもさまざまな取り組みが行われました。
僕は午後4時頃から原爆ドーム前前での行動に1時間余り参加しました。
ドーム前についた時には、ガザで犠牲になった多くの人の名前が読み上げられていました。
座って聞いている間、ずっと亡くなられた人の名前と年齢が読み上げられ続きます。
聞いている間に、1歳や2歳の子供たちの名前が読み上げられ続けることに涙が出そうになりました。
夕方5時半過ぎに名前の読み上げは終わったのですが、それでも読み上げたお名前は4000人のみ。この何倍もの方々が犠牲になっている・・・。
一人一人が涙を描き、思い思いの言葉を口にしましたが、
「読み上げた名前の中に私の友人がいた。彼は国境なき医師団の医師。ガザの南部へ逃げるように言われたが『私の患者がここにいるのに、医師が離れるわけにはいかない』と言って二週間前に殺された・・・」とアシュリさんが。
6時過ぎに原爆ドーム前を離れ、手話入門講座の最終日へ。
今日は、聾者の横村さんの記念講演です。
日本の障害者の福祉は、戦後日本国憲法のもとで進められてきました。大日本帝国憲法の時代には慈善事業はあっても福祉はなかったのです。こんなことを若い人たちに伝えていく、これは私たちの世代の仕事だと思います。