注文していた、掛川直之さんの『不安解消!出所者支援』が届いた。
編著者の掛川さんは はじめに で
「本書を手に取っていただき、これから出所者支援に取り組もうと考えられている皆さんに注意していただきたいことがある。熱心なソーシャルワーカーであればあるほど刑事司法の知識をきちんと学ぼうとする。その姿勢は言うまでもなく素晴らしいことだ。だが、知識と経験とが蓄積していくと、ソーシャルワーカーが刑事司法の専門職になったような気になってしまうことがあるように思える。その逆も然りである。もちろん刑事司法と福祉の専門職が「連携」を進めていく中で、お互いの領域の大まかな流れやポイントを押さえておくことは重要だ。しかしながら、全てをわかろうとする必要はない。お互いの専門性を尊重したうえで、わからないことはわからないと頼り和える関係を作っていく中でこそ「対等」な関係を築けるのではないだろうか」
と書いておられる。
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掛川 直之 | |
旬報社 |
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