名護市辺野古の新基地建設問題で、米軍キャンプ・シュワブ前で移設に反対する市民30人が21日午前8時すぎから抗議行動を展開した。市民らは蛇腹ゲートを可能な限り閉じ、その下に潜り込んで動かせないようにした上でトラックの通行を阻んだ。
市民らはロープを自分の首と蛇腹ゲートに巻き付けたり、ゲート前で横になったりするなどして、激しく抵抗したが、県警機動隊が強制排除した。
その後も、ゲートに入ろうとしたトラックの前に数人が横たわって通行を阻止。市民50人余りがゲート前に座り込み、機動隊ともみ合いになり現場は騒然とした。