昨日は 朝から『沖縄うりずんの雨』を観てきたんやけど、7月5日には横川シネマで『戦場ぬ止み』の上映が予定されてます。
2015/7/5(日)14:00開演
◎上映後トークショーを行います!
ゲスト:東恩納琢磨さん(名護市議会議員、ヘリ基地はいらない二見以北10区の会、「ジュゴンの里」代表、沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団団長)
特別料金:一般1700円(大学1300円、高校生以下1000円、シニア割引なし)
※劇場窓口にて、整理番号付きで前売中。
※前売鑑賞券、劇場回数券をご利用の方は差額分のお支払いをお願いいたします。
※メール予約(当日精算)ご希望の方は、件名を「7/5戦場ぬ止み予約」としてお名前・枚数・ご連絡先を明記の上、横川シネマ〈cinema-st@mx41.tiki.ne.jp〉までお申し込みください。
広島本上映8/1(土)~8/21(金)に先駆けての緊急先行上映となります。お誘いあわせてご来場ください。
日本にあるアメリカ軍基地・専用施設の74%が密集する沖縄。今、辺野古の海を埋め立てて最新のアメリカ軍基地が作られようとしている。巨大な軍港を備え、オスプレイ100機が配備されるそれは、もはや普天間基地の代替施設などではない。2014年8月14日、大浦湾を防衛局と海上保安庁の大船団が包囲。日本政府は機関砲を装備した大型巡視船まで投入して、建設に抗議するわずか4隻の船と20 艇のカヌー隊を制圧した。陸上でもなんとか工事を止めようと市民が座り込みを続ける。基地を作るのは防衛局だが、市民の前に立ちはだかるのは沖縄県警機動隊と民間警備会社。国策に引き裂かれ、直接ぶつかり合うのは県民同士だ。「私を轢き殺してから行きなさい」と工事車両の前に身を投げ出したのは、あの沖縄戦を生き延びた85歳のおばあ。彼女にとって沖縄はずっといくさの島、それを押し付けるのは日本政府だった。
沖縄の怒りは臨界点を超えた。11月の県知事選は保革を越えた島ぐるみ闘争に発展。「イデオロギーよりアイデンティティー」と新基地建設反対の翁長雄志氏が圧勝、続く衆院選でも民意を叩きつけた。しかし国策は止まらない。海上の抗議活動を屈強な「海猿」たちが排除していく。日々緊張を増す現場で負傷者や逮捕者が出る……。はたして今、沖縄で本当は何が起きているのか?
本作で三上智恵監督(『標的の村』「海にすわる~辺野古600日の闘い~」)が描くのは激しい対立だけではない。基地と折り合って生きざるをえなかった地域の人々の思いと来し方。苦難の歴史のなかでも大切に育まれた豊かな文化や暮らし。厳しい闘争の最中でも絶えることのない歌とユーモア。いくさに翻弄され続けた70年に終止符を打ちたいという沖縄の切なる願いを今、世界に問う。
監督:三上智恵 プロデューサー:橋本佳子、木下繁貴
音楽:小室等 ナレーション:Cocco
撮影:大久保千津奈 編集:青木孝文
2015年/日本/129分 配給:東風
『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』劇場予告編