TOKIはMachで
月日も時間も
音もたてずに、滑るように、軽やかに
全ての現在を包括して
唯、絶えず、永遠の昨日へ、
果て無い過去へ
有無を言わせず、運んでゆく
それぞれに戻れぬ極地へ
儚いそれぞれの目次へと
無表情に、
イノチの一行を、書き込みながら・・
嗚呼、僕は何度溜息を衝いただろう
嗚呼、僕は幾つの嘆息を吐いたろう
不文律の、その、
非情と否常のTOKIの掟に
06/05 22:31:31 万甫
TOKIはMachで
月日も時間も
音もたてずに、滑るように、軽やかに
全ての現在を包括して
唯、絶えず、永遠の昨日へ、
果て無い過去へ
有無を言わせず、運んでゆく
それぞれに戻れぬ極地へ
儚いそれぞれの目次へと
無表情に、
イノチの一行を、書き込みながら・・
嗚呼、僕は何度溜息を衝いただろう
嗚呼、僕は幾つの嘆息を吐いたろう
不文律の、その、
非情と否常のTOKIの掟に
06/05 22:31:31 万甫
我がChronicle.Ⅳ-煩悶と蹉跌の中で-
会社の寮の6畳ほどの部屋に二段ベットが二つ置かれた4人部屋に住まいして社会人生活を始めたものの、来る日も来る日も始業と終業の時間に挟まれた空間、タイムカードに管理された居場所に馴染めなくて、僕は鬱鬱とのたくる。
煩悶と蹉跌の日々を何とか正常に保ってくれたのが、文字の咆哮!だったような気がする。今でも・・。
そんな重苦しい葛藤の中から、1970年1月、二十歳になっていた僕が初めて自費出版した「処女詩集.豫告」は生まれた。
僕は既に23歳になっていたが、職を転々とした。さまざまな種類のあらゆる環境に身を置いたのだ。その鬱屈を晴らすように、気が付けば僕はpenを握り、不平不満、やり場のない苦悩を文字に置き換えて平衡を維持した。
同じことの繰り返しに耐えられなかった僕は、青春という名の茨道を歩いた。勤労者に思いのままの日常など有り様がないのに、今から思えばその安穏の時間を求めて彷徨った期間だったような気がする。期待と失望、決意と挫折を繰り返し、結局辿り着くのは、何時でも僕を有りの儘に迎え入れてくれる言葉達の港であった。
同人誌の落胆から三年経って第四詩集「明日の鏡」を手にする。
今朝 04:50
06/05 06:12 まんぼ