”ぽえむ”に
言葉の欠片や想いの切れ端を
成す術もなく
何日も何日も
胸に垂らして持ち運ぶことがある
ときどき
結像しないままに
掻き消え
化石のように
何年も心に堆積し
記憶の彼方に飛び去っては
或る時突然
親しげに甦ったりする
想いや言葉には
何一つ様式や順列など無いので
それらは
奔放に僕の皮膚を往来し
その中から
縁を契るモノたちだけが
一つに結束して
細やかな一編の”poem”になる
”ぽえむ”に
言葉の欠片や想いの切れ端を
成す術もなく
何日も何日も
胸に垂らして持ち運ぶことがある
ときどき
結像しないままに
掻き消え
化石のように
何年も心に堆積し
記憶の彼方に飛び去っては
或る時突然
親しげに甦ったりする
想いや言葉には
何一つ様式や順列など無いので
それらは
奔放に僕の皮膚を往来し
その中から
縁を契るモノたちだけが
一つに結束して
細やかな一編の”poem”になる
冠をつけて
どのanataへかは
口外できないけれど
僕が「アナタへ!」と
冠をつけて著述するphraseには
行間のちょっとした隙間や
句読点の前や後ろや
或いは
ひと繋がりの言葉の表裏に秘かに隠して
必ずanataへと息衝く
messageを込めている
僕のアナタが
それを正しく受け取ってくれるかは
知る由もないけれど
僕以外の誰かを
imageして書いた書き物には
何時でも、分かち難く
其処にアナタそのものが存在する
僕のイノチの象徴として
僕の人生の豊饒の証として
僕の日日の標として
そうして
その様に在るanataを
僕は明らかに愛している