3000タイトルに
平成12年2月4日にEOで始めたブログ。4年後にEOが撤退して試行錯誤の後「ブログgoo」に引っ越しを済ませ、それからでも2年と8か月が過ぎた。
つまりは、2430日に亘って倦まず、投げ出さず、知らぬうちに呼吸する空気のように、何時でも意識に浮かび上がるのでもなく、さりとて、それを忘れてはイノチの存続さえ危ぶまれるほどの存在として、書くことと向き合ってきた。
コツコツと書き綴った記事の一つ一つに与えた数字が、2018 10/05の記事でとうとう大台の「3000title」に達したのだ。何という幸せな出合いだったろうと、改めてそのことに感謝する。
絶えず失ってゆく過去から、その間に間から、少なくとも僕は3000個もの珠玉の思い出を手にすることができるのだ。それは紛れもなく、その日その時間を生きた僕のイノチの証文。
膨大なそれぞれの物語の中に、其処に戻ればそのままの瑞々しさで僕が居て、始めと終わりの短い旅を行く僕の、間違いなく道標になったり、癒しになったり、或いは情感を磨く布になったりもして、孤独ではない道行の豊かさと可能性を指し示してくれもする。
書ける間は、書くことが次々に生まれてくる間は、果てしなく此の3000という数字に上乗せしてゆきたいと、心を新たにしているマンボなのだ。それはまた、重ねてゆく年齢との競争でもある。
「3000」titleに
もしも、続けるという事に
ある種の価値があるのだとしたら
もしも、続けるという事で
何某かのチカラが付くというのなら
もしも、続けたという事が
一つの金字塔に数えられるものだとしたら
この”2435日”を費やして
倦まず続けたブログの
その場所に積み上げた”3000title”もの堆積物で
僕はきっと
価値ある、チカラの、金字塔を
手にしている筈なのに違いない
そうして、それは人知れず
自分に向かって誇れるもので
その自負が僕を凛と直立させる
2018 10/09 20:50 まんぼ