蝦蟇の一足飛び㈠~敏感~
何よりも当たり前を意識していると
感覚も神経も
研ぎ澄まされてくるのだ
とても鋭く
鏡の水面に落ちた一滴のsizukuのように
胸に心に
幾重にも波紋が広がる
それが貴重なお告げだったり
或いは
気懸りの種子だったりするけど
良くないことの暗示だったり
良いことの兆しだったり
何某かの変化の信号だったり
良し悪し様々な
虫の知らせだったりするけど
鈍感よりは、敏感がいい
得られる哀楽も
降ってくる言葉も
その方が、余程豊かなのだ
蝦蟇の一足飛び㈡~勇気~
何程の高さと
何程の距離と
何程の時間を
我が物にできるか
不明だけれど
そんな事はお構いなしに
取り敢えず、ひとっ飛びしてみる
蝦蟇の勇気のように