ウォーク中、つるにぶら下がっている真っ赤なきれいな実と出会いました。
小さな実がいくつか集まって一つの丸い実になっていて、木イチゴを大きくしたような形でした。
調べてみると、つる性低木のサネカズラ(実葛)という名であることが分かりました。
大きさはこれくらいでした。
1本のつるに4~5個の実がついていました。
つるをたどってみるとこんな葉がついていました。
廃屋となっている敷地の、垣根のような雑木に巻きついていました。赤い実が目立っていました。
「実(サネ)が美しい葛(カズラ)」から、サネカズラという名がついたのだそうです。
また、昔、つるから粘液をとって整髪料に使っていたことから、ビナンカズラ(美男葛)ともいわれているそうです。
実は食べられなくはないが、おいしくはないそうです。
熟した実をきざんで乾燥させて煮詰めると、薬効(鎮咳など)があるそうです。
花もきれいで、8月頃咲くとのことなので、見てみたいと思っています。