我が家の猫の額にワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)が咲きみだれています。
昨年の株が残ったものと、こぼれ種が育ったようで、昨年よりかなり大株になりました。
小さな可憐な花です。咲き始めは薄いピンク色ですが、段々青紫色に変わっていきます。
ハナダイコンもこぼれ種から咲きました。
ワスレナグサの語源は、悲恋伝説にまつわるとのことです。
別れても 別れても 心の奥に いつまでも いつまでも 憶えておいて
ほしいから 幸せ祈る 言葉にかえて 忘れな草を あなたに あなたに
いつの世も いつの世も 別れる人と 会う人の 会う人の 運命(さだめ)は常にあるものを
ただ泣きぬれて 浜辺に摘んだ 忘れな草を あなたに あなたに
この作詞者は、本当に素晴らしい感性の持ち主ですね。
ハナダイコンは、別名「諸葛菜(ショカッサイ)」ともいうそうです。
諸葛孔明が出陣の先々で、この種子をまき、兵士の食料となるよう栽培したとのことです。
食べたことはありませんが、おいしそうな葉っぱです。