「何れ菖蒲か杜若(いずれアヤメかカキツバタ)」という慣用句があります。
どちらも美しくて優劣がつかず、選択に迷うことのたとえ、だそうです。
また、どちらも同じようで見分けしにくいという意味もあるそうです。
これはアヤメ(のよう)です。
今朝ウォーキング中に出会いました。
こちらはカキツバタ(のよう)です。
今日午後田舎で出会い写したものです。
アヤメとカキツバタは本当にどちらもいい色で美しい花です。
そして、どちらもよく似ており、見分けがしにくいですね。
更に、同じアヤメ科の園芸品種のハナショウブ(花菖蒲)もあり、これらは一見しただけではよく分かりません。
一番の見分けは花弁の模様だそうです。
弁元に網目状の模様があるのがアヤメ
弁元に白色の目型の模様があるのがカキツバタ
弁元に黄色の目型の模様があるのがハナショウブ
だそうです。
生育場所でも、ある程度判断ができるそうです。
アヤメは排水のよい草原(畑地)に生えるのに対し、
カキツバタは湿地に生え、ハナショウブも湿原や水分の多い草原に生えるそうです。