よく似た黄色い花2種と出会いました。
同じオトギリソウ(弟切草)科オトギリソウ属の花です。
よく似ているものの、少しずつ違う不思議な花です。
その1「コボウズオトギリ(小坊主弟切)」
一輪の花は直径2㎝位でした。
コボウズオトギリ(小坊主弟切)の名は、赤い実を「小坊主」に見立てたたものだそうです。
これはオトギリソウ(弟切草)科 オトギリソウ属でも、ヨーロッパ西部~南部原産だそうです。
その2「キンシバイ(金糸梅)」の園芸品種「ヒドコート」
こちらの花径は5㎝位でした。
黄色のおしべを「金の糸」に、5弁の花を「梅」にたとえた名だそうです。
こちらは中国が原産地とか。
この2種の花はよく似てはいますが、花の大きさとシベの形がかなり違うようです。
どちらもオトギリソウ(弟切草)科 オトギリソウ属の多年生植物。
オトギリ=“弟を切る“ ちょっと物騒な名前です。
弟切草の名は、
「この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺した」
という平安時代の伝説によるものだそうです。