四季折々

~感じるままに~

オオバオオヤマレンゲ

2019-05-12 21:26:52 | 写真・花

オオバオオヤマレンゲ(大葉大山蓮華)が咲いていました。
まだ咲き始めたばかりのようで、みずみずしくきれいでした。


   

   
まだ開ききっておらず独特な形のオシベやメシベは見ることができませんでした。
(中心部に棒状のメシベが立ち、それを囲むように濃い紅色の多数のオシベがついています)

   

つぼみは外皮を脱いで純白な姿を現します。

   
民家の塀の上から外をのぞくように、やや斜め下向きに咲いていました。
オオバオオヤマレンゲは、モクレン科モクレン属の落葉低木で、中国、朝鮮半島原産種だそうです。
日本自生種の「オオヤマレンゲ」は、深山にしか育たず、絶滅危惧種や天然記念物に指定されているそうです。
庭木などで咲いているものは、オオヤマレンゲではなく、このオオバオオヤマレンゲだそうです。

花は非常によく似ており、この2種は江戸時代から既に混同されていたそうです。
一番大きな違いは、オシベの色で、日本自生種は白地に紅色が少しさす程度だそうです。

どちらの花もいい香りがするとのことです。
しかし、この花は高いところに咲いていて分かりませんでした。

コメント (2)
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