アヤメの咲く季節になってきました。
雨上がりの朝、アヤメの花とあちこちで出会いました。
雨が似合うといえばアジサイですが、しっとり濡れたアヤメもきれいでした。
「何れ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)」という言葉があるように、
似た花で、見分けのつきにくい花にカキツバタがあります。
また、同じアヤメ科の園芸品種のハナショウブ(花菖蒲)もあり、これらは一見しただけではよく分かりません。
一番の見分けは花弁の元の模様だそうです。
弁元に網目状の模様があるのがアヤメ
弁元に白色の目型の模様があるのがカキツバタ
弁元に黄色の目型の模様があるのがハナショウブ
だそうです。
また、生育場所でも、ある程度判断ができるそうです。
カキツバタは湿地に生え、ハナショウブも湿原や水分の多い草原に生えるそうです。
アヤメだけは排水のよい草原(畑地)に生えるのだそうです。
アヤメは乾いた土地を好むようですが、雨に濡れた花はイキイキしているようで、きれいでした。
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