小・中学校のエアコン問題で住民投票＝所沢市

私が住む所沢市で住民投票が行われることになった。



発端は、藤本所沢市長の市政運営をめぐる問題からです。
所沢市には隣接する狭山市に航空自衛隊狭山基地があります。所沢市民は、基地に発着する航空機の騒音に悩まされてきました。特に、市境の小・中学校では騒音で授業に支障が出ていました。市は、国の予算の援助も受け、市境の狭山ヶ丘近辺の小中学校に防音も兼ねてエアコンを設置する計画を進めてきました。

しかし、藤本市長になり、「３：１１の原発事故を理由に」この計画が急きょ中止されました。以来、保護者を中心に「エアコン設置」を求めて市長に約15,000人近くの署名を集めて要請しました。それでも、藤本市長は聞く耳をもちませんでした。

そこで、保護者を中心に住民投票を行う条例制定を求めて運動を始めました。直接請求に必要な署名が集まり、今月行われた所沢市議会でも賛成多数で可決されました。

この結果、エアコン問題をめぐり、住民投票が行われることになりました。
私は、この住民投票にどれだけの市民が投票するかが　心配です。先の衆議院選挙でも投票率の低さが問題になりました。住民投票は、市民の声を直接反映するものです。藤本市長の市政に賛成の人も、反対の人も、こぞって投票して欲しい　と願っています。

（写真は、東京新聞から　この問題に関しては、12月19日付け　東京新聞の1面、3面に詳しく掲載されています。）