囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

所沢市長選挙結果に思う・・・

2019-10-07 08:34:49 | 囲碁きちのつぶやき
昨10月6日、所沢市長選挙の投・開票が行われあました。その結果を報じた地元の日本共産党がしんぶん赤旗に織り込んで配布したチラシです。



選挙結果を見ていろいろ考えさせられました。

とにかく、投票率が低いことです。前回(2015年が37.29%)が更に下がり、今回は 31.99%でした。「投票率が低いと現職が有利」と言われていましたが、その通りになりました。

所沢市の有権者 約29万人のうちの 約5万4千人の支持を得た人が今後4年間の市政のかじ取りをすることになります。投票率の低さは、国政も、県政も、市政も民主主義の劣化としか思えません。

前回、2015年の市長選挙の結果です。

※※※※※※

◆所沢市長選

 開票終了

 当   43379 藤本 正人 無現 【自】【公】

     26673 並木 正芳 無新 

     18893 市川 治彦 無新 【共】

     13584 石井  弘 無新 
 
                      ※※※※※※

藤本氏は前回より、10,000票増やしています。
並木氏も、10,000票増やしています。しかし、今回は、並木氏は共産党の支援も受けました。単純に考えれば、前回の市川氏が得た約19,000票の票を上積みしてもおかしくなかったのです。その他、国民民主、立憲民主、社民、保守系会派市政クラブの応援を受けたことを考えると、併せて、10,000票の上積みだけでは、いかにも少なすぎます。

前回より投票率がが 約5% 下がりましたが、投票しなかった方々の票を「市民と野党+保守系議員」の票がとりこんでいなかったと思います。 その原因は何だったのかを考える必要があります。

地元所沢で市民と野党+保守系会派の共同が出来たことは高く評価しますが、「共闘の難しさ」も露呈しました。

選挙結果を冷静に見つめなおして、次の運動にぜひ、生かしていって欲しいと思います。


コメント (3)
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