言い得て妙・・・

昨日の東京新聞の「こちら特報部」と言う記事です。

関西電力と福井県高浜町の原子力発電所をめぐる金品のやり取りを報じています。

関西電力は高浜町の元助役から受け取った総額３億円以上の金品について「怖くて返せなかった」と苦しい言い訳をしました。記事は、「コレ！　本当か？」と疑問を投げかけています。報道が出るまで事実を隠蔽し、表ざたになったら「被害者顔をする」その姿勢に違和感を感じる　と述べています。

更に記事はこう報じています。



「原発性推進で互いに恩恵」「秘密共有の悪代官の世界」「裏金づくりと同じ図式」　見出しを見ただけで「お前も悪だな～」の世界が判るような気がします。

中でも「悪代官の世界」は言い得て妙で感心しました。

でも、原発推進の安倍政権は、国会審議で「関電関係者を参考人として国会に呼んでは？」との要請にまるで他人事のような顔をしています。国のエネルギー政策の根幹にかかわるような不祥事に目をつぶることは如何なものか？　と思います。

官邸も、電力業界も、立地自治体も含めて「悪代官の世界」とならぬことを願っています。