囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

保健所発祥の地で・・・

2020-04-12 09:13:18 | 囲碁きちのつぶやき
私の住む所沢市では新型コロナの感染者が43人発症(4月11日現在)しているそうです。私は、PCR検査をやればもっと感染者数は増えると思っています。
韓国では、ドライブスルーでPCR検査が受けられるそうです。日本では発熱などでコロナ感染を危惧しても、PCR検査が受けられないそうです。その原因のひとつに保健所に検査を受け入れる体制が不足しているからだ とも言われています。

所沢は、我が国の保健所発祥の地です。 昭和12年(1937年)に現在の所沢駅近くに「農林保健館」という日本最初の保健所が設置されたことから「保健所発祥の地」と言われています。



農村保健館を開設して3年後、「所沢保健所」に改称されました。しかし、平成22年(2010年)に狭山保健所に統合され、34万都市所沢には保健所がなくなりました。

国の保健行政切り捨て政策のもと、埼玉県も、24保健所4支所だったものを、国の行革を受けて、13保険所に統合してしまいました。現在では、所沢市民は狭山保健所を利用しなくてはならなくなりました。

こうした行革のツケが今回のコロナ問題に反映しています。
その上、現在ある「所沢市民医療センター」も、国の公営病院の縮小・廃止の対象になっており、所沢市民からは反対の声があがっています。

「国難」と言われているコロナ問題。こんな事態になった時に、「軍事費優先、福祉後回し」の政治の悪弊がまともに現れます。

私たちが「軍事費よりも、福祉を!」と叫び続けている所以です。

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