囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

難問、「加齢性難聴問題」

2020-11-30 10:33:19 | 年金者組合のこと
私は幼少のころから、栄養失調からかと思われる慢性中耳炎でした。歳を重ねるとともに聴力が弱り、補聴器に頼る生活となりました。
私にとっては高額な補聴器をつけても効果はイマイチで、不自由な生活です。

そんな折、「補聴器の助成を求める学習会」がありましたので参加しました。



講師は生活と健康を守ろ会埼玉県連合会の多賀さんでした。
細かいレジメをもとに「難聴と認知症」の関係や助成金を求める各地の運動のことなどを説明してくれました。

日本では難聴者で補聴器を持っている人は 14.4% 欧米は 30%~40%だそうです。その差は公的な補助があるか否かの差のようです。
地方自治体でも、難聴問題を扱う部署がはっきりしているところは少ないようです。
現実の補助を受けられる所はごくわずかです。
眼鏡の老眼使用と同じように、加齢による難聴は避けがたいですが、それに対する運動は遅れていて、多くの人が難聴のまま、不自由な生活を送っているのが現状のようです。そのことが高齢者の認知症を誘発することなどを学びました。

今日の学習会は、いわば、難聴問題に取り組む最初の勉強会でした。
さらに学びあい、相談し合って運動を作り上げなければと思います。

次回は12月に年金者組合で学習会を企画しています。
関心をお持ちの方はぜひ参加してください。


コメント
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