囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

アジア・太平洋戦争って・・・?

2020-12-01 13:36:12 | 囲碁きちのつぶやき
まもなく太平洋戦争の開戦日の12月8日がやってきます。私は幼少のころ戦争体験をしました。しかし、学校でもこの戦争の全体像を一度も学んだことがありませんでした。そこで図書館に行って適当な本がないか探しました。こんな本が見つかりました。



子ども用の書棚にありました。ポプラ社の出版で、「図書館用特別堅牢製本図書」とあり、6800円のものでした。ルビがふってあり、小学校高学年から中学生向きのもののようでしたが、私の知能には適しているようでした。



見開きのページで、戦争地域の全体図もありました。改めて、その戦闘地域が広いことに驚きました。
私には読みやすく、ページを追ってドンドン読むことができ、アジア・太平洋戦争の全体像を知ることができました。
日本の軍隊の仕組み、陸軍と海軍の関係からポツダム宣言、ヤルタ会談、東京裁判などなど断片的に聞きかじってきたことを改めて知ることができました。

私が興味を覚えたのは二つのコラムで、いづれも12月8日についてのことでした。



「毎月8日を天皇が宣戦を発した日」として、学校では校長が天皇の言葉を読み上げ、必勝を祈願していたそうです。

もう一つは、日本が太平洋戦争を始めた日のドイツの動きです。



日本が真珠湾攻撃をした日にドイツ軍はモスクワでソ連軍との戦いに敗れて退却を始めた日だったということです。この後、ドイツ軍はソ連領から次々に追い出されて行きました。
同じ日に、アメリカと戦争を始めるという日本の軍隊の決定がいかにも変だと思いました。
日本・ドイツ・イタリアの3国同盟が戦争開始の前提でしたが、要のドイツが負け戦になり始めていたことを考えれべ、太平洋戦争などできなかったはずです。

79年前に始めた戦争ですが、私の全人生とダブっているので興味深く読みました。
学ぶところの多い、子ども用図書でした。
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