今日は、10月に入ってから最初の土曜日です。
郵便局では、10月から土曜日の郵便配達を止めたそうです。
そのため、木曜日にポストに投函した郵便物は翌週の月曜日の配達になりそうだと言います。
私は、18歳で郵便局に入り、60歳の定年まで郵便局一筋で働いていただけに残念です。
私の現役時代から、ネット時代を迎え、郵便事業は斜陽産業だと言われ続けてきました。
年賀はがきも激減、かもめーるは廃止、土曜配達も取りやめ、これでは事業の縮小の坂を転げ落ちるようなものだと思います。
また、今日は 「かんぽの宿」すべて売却とのことが報じられました。
私は「かんぽの宿」はいずれ行き詰まると思っていました。「かんぽの宿」は簡保事業の幹部の天下り先だったからです。天下った人のほとんどは、任期の3年位をまんべんだらりと過ごしていました。企業努力の姿勢はあまり見られませんでした。
郵政民営化に伴い、「あまねく公平に国民に奉仕する郵便事業」の精神がなくなるのを見るにつけ、OBとして辛いです。
田舎の山奥まで、郵便を届け、簡保や郵貯の集金に歩く、地域に密着した「あなたの街の郵便局」でなくなって、過疎化に拍車をかけているような気がします。寂しい限りです。