ペシャワール会の会員の連れ合いに誘われて、写真展を見に行きました。
所沢市役所ロビーの市民ギャラリーで行われていました。関東での写真展は珍しいとのことでした。
紛争に巻き込まれたアフガニスタンで市民の医療に携わるため長い間活動されました。
しかし、医療だけでは人々の安定はできないと、砂漠のような土地を灌漑で緑豊かな土地にするため重機を自ら動かして活動しました。
中村哲医師が重機を動かしている姿です。
現地の人達も積極的に協力しました。
用水路に水が通ると乾いた大地は見事な緑の土地になりました。
しかし、武装勢力の銃弾に倒れ、2019年12月14日亡くなられました。
「寒風の中で震え、飢えているものに必要なのは、弾丸ではありません。暖かい食べ物と温かい慰めです」との中村医師の言葉が身にしみました。
今、憲法9条を変えて戦争する国にしようと画策する改憲勢力のひとにも見て欲しい写真展でした。