自民党をはじめとする憲法改悪、戦争する国造りが加速しています。
そんな中、私の住む所沢で「所沢憲法集会」が開かれました。
私はスタッフの一員として準備から参加しました。
参加された方に配布するプログラムなどの折り込みです。
コロナ禍のため会場の公民館は定数の半分の座席です。
オープニングに市内のうたごえサークルの有志が歌を披露しました。
その伴奏を所沢うたごえ喫茶Love&Peaceが行いました。
歌った曲は「キエフの鳥の歌」「ウクライナ国歌」「翼をください」の3曲でした。
メイン講演の小林善亮弁護士の話はレジメも使い判りやすかったです。
自民党の改憲4項目がいかに危険な内容かを解説しました。
講演の後は4人が話されました。
自ら絵をかき、小学校などで戦争体験を話してきたHさんです。防空頭巾をかぶっての話はリアルでした。でも、今では小学校から戦争体験の話を聞きたい との要請がなくなったと言います。教育現場では戦争そのものを思い出させないようにしているとしか思えません。
ミャンマー出身の方が国軍支配下での現状を報告しました。
国軍のクーデター後、60万人が難民となったこと、世界がウクライナの陰で忘れ去られていることなどを語り、日本が三ヤンマーにもっと目を向けて欲しい訴えました。
小・中学生向きに「防衛白書」が出版され、国を守るためには武器ももつべきだ と防衛省が画策していると危惧するOB先生、地域で憲法改悪をさせないために地道に活動している方の体験報告もありました。
参議院選挙を目前にして、所沢から平和憲法守る運動を加速させようとの決意を固めた集会でした。
参加者は140人余り、でも殆どが年配の方ばかりでした。
戦争に駆り出されるのは若い人たちです。その人たちの参加がないのは残念です。「年寄りの自己満足」のような集会から、若者も含めて平和憲法をいかにしたら守れるか の運動を構築することの難しさを実感した「憲法集会」でした。