昨夜、NHKテレビ 「クローズアップ現代」の「安いニッポンから海外へ出稼ぎへ」を見ました。
低賃金で働くひとを大切にしない日本から海外に出稼ぎに行く若者増えていると紹介されていました。
NHKの番組紹介です。
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安定した職をも捨てて、若者たちが続々と海外に出稼ぎに向かう!オーストラリアの農場で働く男性は1日6時間の作業で月収50万円。介護施設で働く女性はアルバイトを掛け持ちして9か月で270万円貯金、念願の大学院進学の準備が整いました。背景には経済成長と同時に賃金を上昇させる先進国のトレンドに日本だけが取り残される現実が。さらに外国人労働者から見た日本の魅力も低下。安いニッポンで今、何が?専門家と共に考えました。
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番組では、「すし職人の専門学校生の8割が海外で働きたい」と希望しているそうです。
最低賃金も遅々として上がらず、時給1500円も望めません。先の見えない雇用形態に日本を見限る若者が増えているそうです。
最大の原因は労働者が声を上げるべき術もないことです。連合は御用組合に成り下がり、労働者の組織率は年々下がり続けています。
国会では自民党がやり放題、その他の政党はバラバラ、このことが低賃金の源にもなっていると思います。
では、どうしたらよいか? の答えは私は持ち合わせていません。昨日のテレビ番組をみて、改めてその実態を垣間見ました。
経営者団体、労働団体、政府、自治体 これらに関わる全ての人がことの重大さを再認識すべきだと思います。