所沢市の小野塚新市長の2回目のタウンミーティングが行われたので参加しました。
今回は「高齢者」がテーマです。300人位の市民が参加、会場に入りきれない程の盛況でした。
冒頭、小野塚市長が就任後の50日余りの様子を話しました。初めての市議会で提案した案件がすべて承認されたこと、公約の市長給与の減額条例も可決されたことです。市長の給与減額は、4年間で約 2000万円になるそうです。
市長の報告で、所沢市の高齢者率にも驚きました。市の人口は 約34万人 内65歳以上の方は 9万5千人で 27.5%になるそうです。
タウンミーティングの発言は、発言希望者の中から抽選で選ばれ ひとり3分以内でした。
16人が発言しました.。その幾つかです。
1 所沢市の唯一の銭湯「弘法の湯」が閉店しまうこと。高齢者で家にお風呂の無いひとは今後どうするのでしょう?
2 ご近所の高齢者がいつの間にかいなくなる事例が増えている。「個人情報」と言うことで、民生委員などに消息を聞いても教えてもらえない
3 地域のコミニティーにシニアの方の力をもっと活用しては? 見守り希望者などを登録してもらい、元気なシニアが手助けをする。
4 トコロバスの使い勝手が悪い。西武バスとも協力して東京都が行っている「シルバーパス」のような制度を作っては・・・。
5 シルバー人材センターの仕事が減っている。営農などを人材センターでやっては?
等など、いろいろの発言がありました。
今や、人口の4分の1 以上を占める高齢者。そのシニアの力を地域に、市政にいかに活用できるか も大きな課題だと思いました。
市民の提案や意見を聞く会ですから、結論を求めたり、行政の回答を求める会ではないです。
しかし、市民と市長が声を出し合って街や市の将来を話し合う 前市長時代にはなかった試みで共感が持てました。
次回は、2024年 1月28日、「障碍者」 がテーマだそうです。