今日の東京新聞、「私の東京物語」の記事です。筆者は、30年中間貯蔵施設地権者会会長の門馬好春さんです。10話中の10話で最終回です。
東京電力福島第一原発近くに住む地権者です。放射能汚染土の中間貯蔵する場所の地権者です。東京電力は形ばかりの説明会を開くものの結局は、地権者の意見に聞く耳を持たず、東電と国の方針をゴリ押ししていると怒っています。最終回「汚染度の行方」を共に考えたいと書いています。
環境省は汚染土の内、1㎏あたり、8000ベクテル以下のものは安全と称しています。東京、新宿御苑と私の住む埼玉・所沢で実証実験をした後、全国の公共事業で再利用するとしています。全国の道路の下に汚染土を敷き、その上をかぶせてしまおう と考えています。
筆者の門馬さんは、「汚染土を全国にばらまく」考えには賛成できない と述べています。
私は、放射能汚染土を全国にばらまき、放射能汚染水を海に流すやり方に反対です。どんなに薄めても放射能の総量は変わらないと思うからです。
今日、東京・代々木公園で「さよなら原発」の大集会が開かれます。私は参加できませんが、集会の成功を祈っています。