囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

都議会における多数会派の横暴

2024-03-31 20:44:52 | 囲碁きちのつぶやき

昨日の東京新聞の「本音のコラム」欄に前川喜平さんが東京都議会での多数会派の議会運営に警鐘を鳴らしていました。私も同感ですのでよろしかったらぜひ読んでください。

都議会で起こっていることは今後、他の自治体議会でも起こりえます。多数会派の横暴を許さないためにも有権者のたゆまぬ監視が必要です。

なお、文中にある「反軍演説」についてネットから引用します。(国立国会図書館)

4-10 反軍演説

斎藤隆夫の反軍演説 『日本百年の記録 写真図説』第3所収
斎藤隆夫の反軍演説 『日本百年の記録 写真図説』第3所収

昭和15(1940)年2月2日の衆議院本会議で代表質問に立った民政党の斎藤隆夫は、日中戦争(日華事変)の処理につき米内光政首相を追及した。斎藤は、昭和13年末に当時の近衛文麿首相が表明した処理方針の持つ欺まん性を厳しく批判し、政府が樹立工作を進める汪兆銘政権の統治能力に疑義を呈しながら、「唯徒に聖戦の美名に隠れ国民的犠牲を閑却し」、国際正義・道義外交・共存共栄など雲を掴むような文字を列べ立てて国家百年の大計を誤ってはならない、と演説したのである。

これに陸軍などが憤慨したため、小山松寿衆議院議長が職権で議事速記録から斎藤演説の後半部分を削除した。懲罰委員会に付された斎藤は、周囲からの議員辞職勧告に対して、「憲法の保障する言論自由の議会」での演説に対する速記録削除や自らの論旨を曲解した非難がもとで辞めるのは、「国民に対して忠なる所以ではない」と拒否した。しかし3月7日の本会議で斎藤の除名処分が議決された。

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軍民滅私奉公・・・

2024-03-31 13:28:38 | 囲碁きちのつぶやき

甲府に桜を見に行きました。桜の開花が遅く、見られる木は殆どありませんでした。

開花した桜を探して武田神社にも行きました。神社から甲府駅につながる桜並木が有名だったからです。でも、全く咲いていませんでした。

神社の境内で気になるものを見つけました。日の丸の掲揚ポールと思われる台座の部分です。

「軍民殉国是奉公」とありました。「兵隊も国民も国に殉ずることが、国に対する奉公だ」と書かれていました。

「全ての国民が国のために命をささげることこそが、国への奉公だ」と述べています。私には、「戦争中に造られたものだから」と軽く見ることはできませんでした。

今、自公政権は国民に「軍民殉国是奉公」を求めようとしています。それこそ「新しい戦前」です。こんな政治は私はゴメンです。

何故か傍の桜の木は咲いていました。

でも、私は「ともに散りましょ、国のため」の政治に戻してはならない との思いを新たにしました。

 

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