所沢中国帰国者交流会の例会に参加しました。
いつものように、体操の後、スクリーンを見ながら太極拳を行いました。私も見よう、見まねでやりましたが、とても疲れました。
例会に参加するたびに中国での労苦や日本に帰国後の言葉の壁などのよる差別、偏見などの苦労も聞きました。
特に、帰国二世の方々に国の支援がない実態や二世問題での厚労省への要請行動を行ったことなどを聞きました。
戦争中、空襲、原爆などで民間の多くの市民が被害を受けました。中国帰国者も含め、国に補償を求める声を上げ続けています。
元軍人・軍属やその遺族に対しては恩給や遺族年金などで60兆円以上が支出されているそうです。
その一方で、民間のひとびとの被害は「戦争による被害は国民全体が等しく受忍すべきだ」という「戦争被害受忍論」によって一切補償しようとしていません。私は、これでは明らかに不公平だと思います。どの被害も「国策として行われた戦争の被害」なのですから・・・。
私は、だからこそ日本はもう絶対に戦争だけはやるべきではない と思います。