昨日は、昔アコーデオンの手ほどきを方からの声かけで隣の市の9条の会の映画と講演のつどいに出かけました。
車いすの連れ合いを乗せて渋滞で有名な幹線道路をナビの倍の時間をかけて行きました。
映画は平和憲法の誕生に重要な役割を果たした幣原喜重郎の生い立ちと9条の関係についてのものでした。私の補聴器との調整が悪いせいかナレーションなどの音が割れてよく聞き取れませんでした。
「講演と歌」は堀尾輝久さんでした。
1933年生まれの堀尾さんは、獣医だった父を4歳の時に戦病死で失いました。敗戦後、教科書を黒塗りさせられたことからそれまでの学校で教わったことに疑いを持ったそうです。その戦後体験と価値観の変換から平和教育に関わるようになったそうです。家永裁判でも証人に立ったそうで、その判決に一役かったのでは? と述べていました。
私が驚いたのは講演の最後に独唱したことです。歌った曲が「死んだ男の残したものは」でした。ウクライナでガザで歌詞の通りの悲惨な状況が続いていることで胸が痛みました。
連れ合いの医療用酸素が足りなくなり、つどいの最後までいられませんでしたが、とても勉強になった集まりでした。
「死んだ男の残したもはは」をぜひ、歌詞を見ながらお聴きください。
死んだ男の残したものは/倍賞千恵子