私は全日本年金者組合に加入しています。高齢期を助けあって生きて行こうと思ったからです。
政府はマクロ年金スライドと称して、年金額を低減しています。この制度はおかしいと年金者組合は各地で裁判を提訴しました。でも、いづれの裁判でも敗訴。年金者組合は上告し、最高裁判所の判決が昨日出されました。その結果を伝えたしんぶん赤旗です。
最高裁は上告を棄却し、私たちの訴えは通りませんでした。
私も現在年金生活ですが、年々、受給額は減らされています。年金は漸減、物価上昇 では生活は益々苦しくなります。
その上、経団連などは年金受給期を 70歳に引き上げようとしています。
60歳定年でも、年金はもらえず、やむなく再雇用などで働き続けようとすると給与は大幅に引き下げられます。
これでは、現役世代のひとは年金制度に不信を抱くのは当然です。
年金者組合は、若者も年寄りも共に安心できる年金制度の作るためにこれからも努力してゆきます。私もその一員として力を尽くします。