昨日の所沢市議会で、「所沢市町つくり条例」が可決されました。
この条例の一番の問題点は、社会教育の一環である公民館活動に行政が介入しかねないことだと思います。
今日の東京新聞です。
「市民活動を萎縮させる」のでは? と警鐘を鳴らしています。
「公民館を政治的、宗教的な活動に当たる」とみなした場合には、市側が許可しないことが出来るのです。
市は「今までと変わらない」と盛んに強調しています。
しかし、社会教育法23条では、行政の側が「特定の政党や宗教に加担してはならない」と規定しているのに対し、所沢市の新しい条例は、市側が「市民活動に規制をかけている」としか思えません。
これは今、自民党が目指す憲法改悪と同じ考え方だと思います。
「公権力を縛るために憲法がある」との基本理念を、「公権力が国民を縛る」ものに改悪してしまおうとしています。
私は、市(行政側)が市民活動を抑制する所沢市町つくり条例に反対です。具体的にその害が出てこないよう心を尽くして行きたいと思います。