昨日、所沢で活躍している弁護士の大久保賢一さんが、NHKの視点・論点の番組でお話をすると言うのでテレビを見ました。
テーマは今、朝の連ドラで話題にもなっている「原爆裁判」です。
番組紹介から
連続テレビ小説「虎に翼」でも描かれた「原爆裁判」。戦後まもなく被爆者が原爆投下の責任を追及し、訴えを起こした裁判が、現代に何をもたらしたのかを考えます。
今の裁判所はどうでしょう? 原発など政権に忖度する司法に成り下がっているような気がします。
この司法の原点を失ってはなりません。
この原爆裁判が、2021年の核兵器禁止条約につながっています。しかし、唯一の被爆国である日本はこの条約に加わっていません。
戦争の手段としての原爆ですが、日本は戦力を持たず、交戦権も放棄しました。これは敗戦後に世界に発した日本の約束です。
この憲法9条こそが日本が世界に向けて発した意義があると思います。
大久保弁護士は簡潔に、わかりやすく「原爆裁判が現代に生きる意義」を語りかけました。素晴らしい番組でした。機会がありましたらぜひご覧ください。