私の住む所沢市役所の入り口前には広島で被爆した敷石が設置されています。その被爆石前で毎年8月6日に市民団体が「平和祈念式」を行っています。
私たちは毎回参加しています。昨日も電動車いすを自家用車に積んで、7時半に市役所の被爆石前に行きました。
実行委員長の挨拶の後、8時15分にNHKの広島原爆の日の放送に合わせて全員で1分間の黙とうを捧げました。
その後、何人かの方がスピーチをしました。
私の連れ合いも被爆石前で慰霊を行うようになった経過を話しました。
今年で15回とありますがそれ以前から地域の方と「平和祈念式」を行っていました。
その話の概要です。
続いて被爆者の埼玉シラサギ会の方が被爆の経過と活動の状況をお話ししました。
現在、所沢市内には120名の被爆者の方がおいでになるようです。いずれも高齢のため被爆の継承が難しくなっているとのことでした。
また、彼女が書いた詩も若い方が朗読しました。
その後、被爆石に参加者110人で献花しました。
連れ合いは車いすのため献花に手が届かないために他の方にサポートしてもらいました。
最後に全員で「原爆許すまじ」を斉唱しました。
伴奏は所沢うたごえ喫茶Love&Peaceの仲間でした。
日本政府は、アメリカの核の傘の核抑止力に頼っています。
岸田首相は広島での式辞で「核兵器禁止条約」について全く言及さえしませんでした。
広島でのこども代表の「平和の誓い」にもあります。
「願うだけでは平和はおとずれない」
「世界を変える平和への一歩を今、踏み出そう」
の言葉を私たちへの言葉と受け止め、いまこそ行動に移さなければならない と思いました。
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