昨日は、私たちが推した共産党の中井めぐみ議員が一般質問をすると言うので所沢市議会を傍聴に行きました。
質問を聞いていてどの問題も国の政策のツケが市民に現れていると思いました。中井議員の取り上げた問題のひとつがインボイス制度です。この制度の導入で廃業を考えている個人事業者が多いと言います。特に高齢の事業者は深刻です。そのことがしいては市の財政にも影響が出るのでは? と質しました。担当部長は「国のやったことだから」「市に相談は来ていない」などと他人事のように聞こえました。
次の質問者は共産党の小林澄子議員でした。小手指の西友跡にタワーマンションが建設中だが「建築事業者は形ばかりの説明会を2回やったが、近隣住民の質問や希望に真剣に対処していない」との声を取りあげました。担当部長は「建築基準法や条例違反はない」としながらも、「もう一度説明会を開くよう事業者にお願いした」と答えました。所沢にはタワーマンションが林立しています。でも、50年後には廃墟になりかねません。「50、100年後を見据えた街づくりを考えてゆく必要があるのでは?」の質問に私も共感しました。
市役所ロビーでは、市内の緑を守る人たちの展示がありました。その一角に「虫の声を聞く会」がコオロギや鈴虫などの展示をしていました。
考えれば、我が家でもセミの声を聞かず、秋の虫の声も聴けなくなりました。
昆虫が住めないところは、人間にも住みずらいところです。
地球の行く末を考えさせられました。