え~と、短時間で終る作業をいろいろやっていましたよ。まずはPEN-EES-2ですけど、長時間、使用せずに防湿庫に置いておくとシボリ羽根が張り付いてしまいますね。こうなると分解して洗浄する以外にありません。画像は、すでに洗浄したユニットを組み込んだところ。
ユニット本体に組み込んで作動の様子を見ています。問題ありませんので、全て組立てて終了。
キヤノンのスクリューマウント50mm f1.8が2本。こちらも防湿庫に保管で曇ってしまいましたね。シボリ部は曇りやすいですね。清掃をして終了。
つぎはセイコー・チャンピオン860カレンダーのブラック文字盤。リュウズを巻いても巻上げが出来ないようです。すべて分解洗浄をしておきます。
原因は、香箱車の中に入っているゼンマイが切れていたため。外周部分の破断のため、少しは巻けるんですね。これは交換することになります。
ゼンマイは交換して、いつものように組立てています。最後は、カレンダー機構を組立てます。
このユニットは、小さなバネはこの部分の1個だけです。日曜制レバーバネを飛ばさないように慎重に組み込みます。
この個体は防水ケース仕様です。キズが付いた古い風防を純正新品の風防と交換してあります。すでに何度かの分解で、ベゼルにストレスが掛かっていますので、新しい風防を圧入する時は緊張します。すでに文字盤と研磨をした針を取り付けています。
ユニットをケースに収めて完成。となりは、一緒に来たアルピニスト。大きく歩度が狂っていました。テンプ部の油切れが原因でした。再調整をして終了。