四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
遠い昔を見た気がして
帽子屋さん・・帽子売り場でなくって
帽子だけを売っているお店が
果物屋さんも・・台に並べられた果物
こんな風景健在だった
昔が残ってる!
暑さの中気分上向き
気持ちは雷門に大急ぎ
なのに気になるそこここの店
時々出食わす昔・・
手拭いで折ったハッピ
浅草の叔母の貰ったのだったか
広げて使いたいのにハッピを崩すのもと
迷って・・どうしたのかは覚えていない
久しぶりとはこういうこと
毎日見てれば日常に埋没して
消えていく記憶
思いがけない出会いに
遠い昔を見た気がした
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浅草・象潟・父の町
もう二十年以上も前のこと
父と子供達と
入院中の義父を見舞った帰り
乗り換え駅の浅草に寄り
父の生まれ育った家のあった場所へ
父の叔父だったかがやっていた
芝居小屋宮戸座
その宮戸座に隣接した
お寿司屋が父の家だったと聞く
その時その宮戸座跡に案内してもらい
そこには宮戸座跡と言う石碑があった
その石碑が今もあるのかが気になっていた
浅草寺が遊び場だったという父
その裏の大通りに出て・・はて?
通りがかった老人に聞くと
目の前の柳の並木道と教えてくれた
人力車の曲がった道へ
あとを追うように行くと石碑はすぐに分かった
今は「婦志多」という料亭になっていた
以前は気づかなかったが
芭蕉の歌碑もすぐ横にあった
消えかけた記憶で父の家は
表は寿司屋裏は芝居小屋の幕間のお弁当屋・・
調べてみると「婦志多」はそれにちなんだお店のようだが
関係のあるお店かどうかは分からない
が記憶は確かなような気もした
父はこの芝居小屋で
先代の松本幸四郎・尾上松緑のような名優たちに
声をかけてもらったり
加藤大介・沢村貞子達と遊んだこともあったと聞く
NHKの朝の連続ドラマ「お貞ちゃん」に
この宮戸座の話も出てきた
祖父や叔父はこの宮戸座で地方をしていた
三味線を弾いていたそうだ
目にした植木市のポスター
父の家の前の路地に植木市の植木が並んだそうだ
昭和は遠くなりにけり・・大正はなおのこと
高くそびえるスカイツリー
上に昇れば昔の浅草が見えるのだろうか・・
認知症にになってからの父は
ずっと昔の浅草に住んでいた
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遠い記憶の中
遠い記憶の中で
色は鮮やかに跳ねまわる
色のない世界からの
子供の目には十分に刺激的だった
鮮やかな色の世界は
じわじわと半径を広げ
鮮やか地図を変えて
浅草は色褪せたように感じた
塗り替えられたあざやか地図も
色褪せたと感じたとき
ふと懐かしい浅草の色が蘇り
今でもあるのだろうか・・
ごちゃごちゃ感のある少々ダサい
お土産屋さんはあるのだろうか・・
仲見世の真ん中に立ち
変わらない物見つけが始まった
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浅草へ
数えてみたら26-7年ぶり
通り抜け・・乗り換えを除いたら
父と行ったのが最後
忘れないうちに行かなくてはと
コテコテの観光地なんてと
他の街優先の後回しに
行かなくては行かなくてはで
思いがつのり・・行こう!!
地下鉄を降りると一瞬
見知らぬ風景にクラクラっと
それでも歩きはじめると
むかしの記憶がよみがえり
雷門・・仲見世・・浅草寺
父の生まれ育った浅草は
昔と変わらないように思えてきて
あの日父と歩いた道を
暑さに日和りそうになりながら
汗をふきふき辿って行った
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裏道・細道・表通り
都会のど真ん中とはいえ
ふっと気の抜ける風景に
出会うことも
裏道だったり細道だったり
表通りであったりも
こんなところに
普通の日常が・・
住み家の近くだと
見過ごす小さな風景も
都会の真ん中だと
温かな一場面
足を止めて
掬い落した日常を拾い上げる
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相も変わらずショーウィンドウ!
原宿・表参道・青山
おパリに続き
ここでも気になるショーウインドウ
中に入ってこれが欲しい!
などとは言わずに
外から眺めてよっしゃぁ~♪
なんともいじらしいではないか!
とは誰も言ってくれそうにもない
トントンおばぁちゃんは自分で言う
そのいじらしいおばぁちゃんは
こんな素敵なウィンドウの中を
発見したのでありました
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青山あたりで
原宿・表参道・青山
人も歩けば人にぶつかる
とっとっと目が・・・
色と動きでチカチカ
では・・
表通りの人口減少に協力
脇道に入れば
東京の人口密度よりぐっと少なく
蛇行歩きでもしたくなったけど
体力温存無駄なし直線歩きに
それでも出会う
素敵シンプル風景
久しぶりの都会歩きは
賑やか風景に向けて
やんわりと視覚リハビリから
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真夏の街
アスファルトの
照り返しと
開け放たれた
扉からの冷房
暑さと涼しさが
交互にやってくる
空の青と夏の白
濃い影が色を際立たせる
暑さはまだまだ
続きそうだけど
街はもう夏の終わり・・?
目立つSALEの文字と
張られた夏の休暇の知らせ
それもまた夏風情
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恵比寿ガーデンプレイス通り抜け
写真美術館ではいつものこと
写真の世界に引き込まれ
突然下界に降り立つと
あれっ?と浦島太郎状態
周り中どこ見てもおしゃれ!
暑さうんざりもどこかへ
夏への憧れは
若さありてのことだったのか・・
ふふ・・と心で笑いながら
夏への憧れを思い出す
こんな時は
風が肌をかすめるように
おしゃれな街を
軽く通り過ぎるだけ
夏の素敵な
エキスをもらって
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東京都写真美術館へ
暑さボケを・・
少しはキリリと締めたくて
写真美術館へ
大荒れに荒れ
天災にも見舞われた2011を
写真で振り返る報道写真展
心を表現した「夢の光」
そして
写真の技法を初期の頃へ
さかのぼった「自然の鉛筆」
写真技術が発明されて
そう長くは経ってはいないけど
写真による表現の
広がりと奥行きが・・
まったく違う写真展を見て
思うこと色々ありだったけど
この3つの分野に属さない
ただ楽しいから撮る!
なんてお気楽分野所属という
自分の居場所発見!!
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