四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
確かに秋はあった
すれ違っただけの赤い葉の季節
これもまたすれ違っただけの黄色の季節
その頃はこれから遅い秋が始まると思っていた
ところがあっという間に通り過ぎて
夢か幻かなどという言葉があるけど
今思い返すと‥まさにそんな感じの移り変わり
こんな言葉があるところを見ると
きっと昔からこうしたことはあったのだろうけど
動きが鈍くなった我が身もまた
季節を掴めなくなってきたことの一つと思う
・・と書きながら・・ふと・・
こうしてブログに載せるのも間があっての事
いやいや季節感などと贅沢は言えなくなったと苦笑い
すれ違った赤や黄色の葉に振り返って・・
ありがとうの一言を・・
確かに秋はあったのだから
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隙間の景色つかまえて
木の葉はなかなか赤くならない黄色くならない
秋はどこに?と騒いでいたのはつい最近のこと
やっと見つけた赤い葉に来た来た秋がと喜んで
うっとりと眺めて写してアップのくだりとなりまして
ところが・・ふとニュースなどに目を移してみると・・
どうしたことか世間は真っ白にお色直し
一瞬我が行動の遅さにがっかりしたけど・・
いや違う!取り巻く環境の移り変わりが早いのだ
思わず追いつけ!と駆け足状態でキョロキョロ
息切れしながら回りを見ると・・
かすかにすれ違った季節の変わり目
つかまなくちゃ‥と自分に言い聞かせ
真っ白な世界が来るのか来ないのか・・
期待する気持ちがあるけれど‥今はそれを置いといて
隙間の色景色を思い出し
のんびりとゆったりとそんなことを頭に浮かべて
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勝沼ぶどうの丘ワインカーブ
運転手+下戸二人・・
ワインの里・・ぶどうの丘センターへ乗り込むの巻って!?!
地下にカーブあり・・試飲ありのカーブ・・だけど
試飲出来ずの三人・・が・・カーブ見学だけはしてみたい
どうやら見学だけもオーケーそうだという事で
飲めずともワクワク気分で下に~下に~
そう言えば・・
まだボージョレーヌーボーが市民権を得てない頃
我が家に来た義弟にボージョレーヌーボーを差し出した
すると義弟が「ねかせないワインね」と
「えっ立てておくの?!?」と飲めずの私
聞けば年月を寝かせてないという事だと・・へぇ~っ
ラベル好きの私・・好みのラベルで買ってきていたのだ
というわけでカーブ覗きはラベル覗き
でっかい漢字一文字「百」なんて興味が惹かれた
実力知らずのワタクシ・・来世はワインのラベルデザイナーに!
なんて・・香りだけですっかり酔ったようだ
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心の片隅には「ちいさいおうち」が
前回のブログで登場した「ちいさいおうち」
ただ今本棚の本を処分すべく整理中
そんな中‥ひょっこり顔を出していた「ちいさいおうち」
小学校一年の頃初めて好きになった絵本・・初恋の絵本!
ほのぼのと体中に広がったあの柔らかな温かさ
70年近くたっても変わらぬ温かさが残っているなんて
あの頃は想像もしなかったけど・・
あの少ないページ数・・みじかい言葉の中から
滲み出てくる失われていく自然や温暖化への危機感
幼いながらも訳の分からない不安をも感じて
画像の本は第一刷が昭和29年と書いてある
購入したのが昭和43年4月10日第13刷
180円の岩波の子供の本・・遠い昔の事・・
家が建ちビルが建ち地下鉄がいくつもでき・・
私が育った畑だらけの杉並もすっかり都会
ぶどうの丘だけはあまり変わることなく・・
どうぞこのまま・・
新幹線の通らない山梨にリニアが通っても・・
そんなに急いでどこに行く!?!だわ
70年なんてあっという間なのだから!!
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トンネルを抜けたら・・
東京新宿発の中央本線・・
県境を超え幾つものトンネルを超えると
眼下に甲府盆地が開けてくる
その手前の小高い丘に建物がいくつか並んでいる
かつては小さな建物が一つ・・ぶどうの丘センター
初めてその丘の風景を見た時・・一番好きな本絵本
バージニア・バートンの「ちいさいおうち」がある!
いつかそこに行きたいとつよく思った
そんな思いがありながら観光地でもないそこを・・
勝沼を訪ねることもなく幾年月・・
なんとその後・・憧れの地に妹一家がが移り住み
それからは訪れる度にぶどうの丘センターを訪ねた
ワインの産地でもある勝沼・・少し賑やかになったものの
この丘は「小さいおうち」を静かに思い出させてくれる
数年前に訪れたワインの産地アルザスにも似て
丘から平地へ向かうぶどう棚が美しくなだらか
都会の喧騒から逃れて・・ふーっと夢の世界へ
確かに幼き日にはあった夢の世界が・・まだ・・
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お腹がすいたら・・
さぁ‥フルーツパークに行こうという事になり
車で数十分・・到着・・車を降りて・・
数分歩いて・・富士山・・数分歩いて・・富士山
富士山を確認しつつ・・歩き始めると・・
坂道・・階段・・坂道・・階段・・
さらに上のホテルで富士山の雄姿を見ようと
富士山の姿は上に行くにしたがって
前の山からスクロール・・大きくなっていく
さすがに日本一の山・・頭だけでも威厳が・・
と・・なぜか突然気づく空腹・・歩いたものね!
高い富士山を見ながら高いホテルのレストラン?
それはちょっといただけないと・・候補を探すが
観光地?と言えども近くにないようで
工事中のフルーツパークのレストランへ
工事中の幕の中でレストランは営業中
人里離れた所であるのに席はそれなりに埋まり
しっかりランチにデザートまでは無理だったけど・・満足
妹夫婦はデザートまでしっかりと・・若いっ!!
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ここで富士山!
勝沼のおばさんの所に行くことになった!
河口湖にいく?と言われたと娘に言うと・・
すごく綺麗だから行くとよいという
そんな遠くに行くと疲れそうだし・・乗り気でない私に
近い近い!うちから善福寺くらいで着くよ
!?!え~~まさか歩いてなんていけないよ!・・に
車で行けば善福寺迄の歩く時間で着くってことだよ
って‥そんな例えかたってあるの!?!
歩いて井の頭一回りして戻って来る間に京都に着く式・・
確かに近い気がしてくるけど・・ややこしい!
結局・・皆が乗り気になったところで・・気づく
紅葉時季で混んでそうだ!!という事に
そんなことで近くの「山梨フルーツパーク」へ
着いたよ!の声に窓の外を見ると富士山の姿が
頭くらいは見えるかもとの話だったけど・・
思っていた以上の大きさと近さに大満足・・充分!!
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ぶどうの里へ
秋たけなわ!?!なのか
それとも・・ただ秋らしいだけなのか?
ぶどうの里勝沼はそんなことはどうでもいいような
ぶどう棚越しの山々の歓迎が都会人には嬉しい
終わりかけたぶどうの葉の色
かろうじて広がる枝にぶら下がっている葉
主役のぶどうの実はすでに収穫は終わっているのに
棚の木々は誇らしげに枝を広げ陽を浴びている
ふと収穫前のぶどうも見たかったと思ったけど
きっと白い袋のを被った袋入り娘だったのだろうな
そう言えば白い袋だけが風に揺れて花の様に
あの枝に残された白い袋はどんな意味が・・?
都会からほんの一時間山を越えた盆地
見渡せば山々は切れ目なく連なり・・
着いた日に・・
乗って来た中央本線の上り列車と熊が衝突と!
妹の住むこの地方は近くて遠い不思議な世界・・
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