四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
わが世の春?!?
お~秋・・わが世の春とばかりに浮かれ初める
我が身を振り返りつつ欲目で見てしまう枯れた花
枯れた花にもならないよなんて・・声が!
失礼いたしました・・枯れた花!
そりゃ~この輝きには負けますわい
身の程をわきまえつつ・・
枯れた花を我が身に重ねようとは思わずに
ただただ眺める楽しさを
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秋の輝き
秋の日差しの中で
枯れ始めた花がセピアに輝き始めた
ほんの少し前まで咲いていた花は
どんな風に姿を変え始めているのだろう
小鳥たちが食べつくす前にと
気持が焦り始める
のんびりとした秋に似合わないほどに
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いつもの冬の知らせ
白い鳥コサギがやってきた
まだ暖かさが残る頃
どこかピンと来てはいなかったけど
今日の寒さの中で今頃・・
井の頭の水際の木々の中で鳥たちは?と
今年はゴイサギは何羽くらい来るのだろうかなどと
いつもの冬を待つ気持ちがどっかと居座った
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季節は気ままに
今日が最後の暑さですと何度聞いたことだろう
夕暮れ時の桜並木を車で走り抜ける
赤い夕陽を映した桜の木が・・
もうだいぶ枝も露わになり
残る葉がオレンジ色に輝いている
気づけば半袖Tシャツでハンドルを握っている
こんな季節感も不思議には思わなくなり
気ままな季節にすっかり身を任せて
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枯れ始めても・・
数日前の秋の日・・
見慣れた風景も花の盛りを過ぎ
揺れる実が渋く味わい深い
それでも訪ね来る蝶に優しさを見て
蜜はまだ甘いのかい?と聞こうか・・
そんな野暮はね!
それとなく枯れ果てるまで
見とどけようか・・・
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懐かしき紫の花
今年もまたメキシカンセージに出会う
この花に出会うと温かい思いが広がっていく
花の美しさに違いはないけど
花への思いはそれぞれに違う
ラベンダーを探しに行きこの花を庭に植えた
なぜだったか・・揺れる紫の花が思い浮かぶ
ついこの間のことのように思うけど
懐かしいと思うくらいは経っているのだろう・・
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小鳥日和
なんという美しい小鳥日和
調子に乗って歩きまわったのが凶(?)とでたか
おや?・・あれ?・・う~ん!・・痛~~っ
見事な脚線美(??)に問題が!!
右のおみ足が痛くて全く動かせなくなった
病院へ行きレントゲンなるものを撮ると・・
軟骨健在・・神経でもない・・無理な歩き方で炎症
というわけで今はこちらが外に出られず籠の鳥
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小さなもの達の平和
キラキラ・・キラキラ・・と
秋の日差しに輝くクモ達の作品
木々の間にクモの巣が大きく広がって
あ~平和とはこんなことだと
小さな者たちが何の障害もなく
そのものたちの生活を全うできる
そんな光景を眺めることができるというのも
また見る者の幸せだと・・ほんわりと思った
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秋も小鳥もやってきた
チッチ・・チッチとシジュウカラの声
高い木の葉の向こう側
時折黒い影が縦横無尽に飛び交う
止ーまれ・・と近くの枝に期待する
小鳥は期待を裏切らない
やってきた・・やってきた・・
秋も小鳥もやって来た
特別な嬉しさでシジュウカラを見上げる
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