四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
激しく燃えた花は・・
雨続き・・
雨に打たれた彼岸花など見たくない
それでももしかしたら・・と
盛りは大雨の下だったのか・・時期は越え
激しい花の老醜は残酷
枯れていい花と辛い花がある
まだ残る若い花に焦点を当てて
この花の枯れた美しさを撮れぬ腕を・・恨んでみたり
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秋に舞う
秋に舞う・・はずだったのだろう
が・・十月目前と言うのに
焦げてしまいそうな暑さ!
蝶の舞ものどかさもなく
焦げぬよう焦げぬよう
強い日差しから逃げるように飛びまわる
枯れ始めたイガイガの種を避け
しっかり花の蜜を吸って・・立派ものだ!!
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潔い秋の花
さっぱりと媚びない花
ひらひらの花びらなどどこに捨ててきたのか
この潔さがたまらない
秋の花はどこかこの潔さがある
少し色をつけようとしてか
吾亦紅などといじらしい名前が
芒・・女郎花などという秋の名も
花の名の少し外した深さに面白さも
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優しい秋の紫に
逆光の光の輝きが増し秋へと近づく
優しい紫がより秋への誘い
長い夏・・長い雨・・
好きな秋を思ってみても
想像の中に入っても来ない
ある日突然の秋にの到来に
嬉しい驚きを貰うのかと・・
ちょっとの期待を楽しむ
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お日様はどちらへ?
あ~お日様は遅めのバカンス?
日本から抜け出しどちらの国へ?
当たり前と思うものに会えない寂しさ!
などとのんびりしたものではなく
洗濯物が乾かない~~
という現実的でおばちゃん的な
明るいお日様にちょっと失礼な困りごと
あ~でも・・ほんとは・・
日差しに輝く木々の葉や花が恋しい
そろそろ戻っておいでよ・・お日様!
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突然の木の実
さぁ今は何の花が・・咲いているのか・・と
ちょっと心配しつつ・・ちょっと期待しつつ・・
ポンと道を曲がり・・最初に出会ったのが
高い木の上の真っ赤な実
もうこんな季節?と思いながらまだ青い葉に気づく
先走る赤い木の実に呑気な木の葉
季節の変わり目はアンバランスな面白さが
一歩一歩・・三歩進んで二歩下がりながら秋へ
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台風が通り過ぎれば
外では強い雨音が・・
ちょっと遅い台風シーズンと言うけれど
昔はこの季節だったような
秋の運動会が台風になるかとドキドキした記憶が
いくつもの台風が過ぎて行くと秋へと変わっていた
そんなことを思いながらふと気づくとお彼岸
母の好きだった・・庭で育てていた秋明菊
仏壇のお彼岸の花はこの花に
いい秋の日をの言葉を秋明菊に伝えてと
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美しい葉から面白い実へ
逆光を浴びて白くキラキラ光る輪郭
ツノナスなどと書いてある
はてどんなものかと思う前に・・
白い輪郭の美しさのほうに目が
よく見ると白い輪郭は細かい毛のよう
ふと気付くと小さな紫の花も・・
よーく見れば全く関係ないようにツルツルの実が
フォックスフェイス!!黄色のキツネ顔の実
よく見かけるあの実の葉がこれ!?!
と・・美しさの後に来る面白さ・・・
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夏舞台再び!
小さなヒマワリ・・夏の置き土産なのか
置いて行かないでと蝶が数羽
太陽も忘れられてなるものかと夏の日差し
小道具はそろって・・夏舞台再び
油断大敵!・・忘れていたこの言葉
しばらく歩いて気づくなんて!!
はっはと笑って誤魔化そうか・・と思っても
無理なものは無理と
水分補給のその前にアイス一本!!
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