四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
始まりはいつも賑やか
広場に出ると
黄色が目に飛び込んだ!
ふっふと
心の中で笑って
速足で近づく
「黄色!」
まだ緑の残る黄色
一足先に
茶色くなった黄色
色を変えた葉は
首を振りながら
楽しそうに
唄っているよう
秋の始まりは
いつも賑やか
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一番好きな場所
足を止めて
水面を見る
太陽を向こうに
透き通った葉を
写す水面
羊歯の繊細さと
八手のおおらかさが重なる
地上とは
別世界の絵画
色が違う
形が違う
秋・・一枚の葉が落ちる
別世界が揺れて・・壊れて
また・・何事もなかったように
別世界が戻る
・・じっと眺める・・
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ボクも見た秋
ボクの散歩道
秋がやってきて
ボクは秋にご挨拶
「コンチワ!」
久しぶりのキンクロくんに
「やぁ!」
秋の実に
秋の葉・・
「ハ~イ♪」
誰かが作った
どんぐりマークに
ニコニコッと!
うれしくなって
どんどん歩いて
どんどん進む
色の変わり始めた木々
散り始めた葉っぱを見上げて
ほらねっ
枯れ葉の中で
ボクもにっこり
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十月のある日に・・
十月のある日・・
その日に生まれたという
カンカンと・・
予定はかなり未定の二人
その日何もなかったら・・
その日つかれてなかったら・・
大雑把な約束のもと
無事集合!!
ゆっくりランチの後の
お日様傾き加減の中
撮ったものの
ぶれぶれ写真ばかり
なんと選ぶのが楽なこと!
・・という訳の数枚
ちょっと季節外れな感じの
十月桜・・
探しに探した
目的の銀木犀
怖いもの知らずで
追い掛け回した
スズメバチ?
しばし
若き日戻ったような
・・・にぎやかな・・・一日
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秩父の山から
秩父の山から
4時間かけて
「持ってきたよ!」
と袋を差し出す友人
袋から飛び出す
赤・・黄色・・茶色
ほどよく丸まった
枯れ葉
原型はどんな?と
シワシワの葉
どんぐりの帽子に
ビーズ玉のような
赤い実
一度だけ
アカショウビンを
見たという彼女
「月日星ホイホイホイ」
を夜明けに聞いたと
いま三国峠は
夢のように
美しい色に変わったという
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色のある風景
コートを
羽織ってくればよかった
十月の末・・
この季節の懐かしい寒さ
なのに
水鳥は楽しそうに泳いで
あと一月
木々の葉は宙を舞い
地を飾るのだろう
それまで・・ほんの少し
色のある風景
心に焼き付けて
色のない季節を迎える
幾日か前の
色を眺めて
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あと・・どれくらい
あともう少しだな・・
と枯れアジサイ鑑定家は言う
(こんなものはないけど・・私のこと)
第一段階!
今年の枯れ具合は?
もっともらしいことを
書いてみる
もう少し
色が抜けるといいような
完璧な虫食いもいいし・・
あと、2ヶ月くらい
ねかせてみるか・・なんて
ほんとはただ・・・
枯れたアジサイが
好きだっていうだけだけど!
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鳥の季節に
葉の影から
小鳥の声が聞こえる
どうしても
見えない姿
目に飛び込んでくる
ゴイサギ数羽
始まりはいつも
ゴイサギ
鳥の季節やってきて
ちらちらと
葉が落ちれば
枝の間をあちこちと
飛び交う小鳥とも
出会うのだろう
ほんの少しの間
ゴイサギたちと
カモたちと
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やっと咲いたの・・見つけた
草の間に
小さな蕾を見つけて
いつ
青みを帯びてくるのかと
いつ
花開くのかと
散歩の度に足を止めて
もう
足を止めることさえ
忘れかけていた・・
なのに
突然の青い花
白い野菊とあかまんま
こんなに似合うなんて
秋の日差しは心地よい
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