四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
IRO・・いろ・・な・・色

色が・・いろいろ
数えたい気も・・するけれど

赤系・・茶系・・黄色系・・

グラデーション
反対色

素直な葉の形に
凝った色

あ~
神様も考えたものだと

立ち止まって
眺めて・・さあ・・

数えようか・・
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
木の実のなる頃に

五月・・
爽やかな風が吹く頃
「いつもの風景の中に」

青い空に映える
白い花を咲かせ

時がたち
曇り空にシルエットを
浮かび上がらせた花が
「花びらが散って」

まるで
音符が小枝に集まって
楽しい曲を奏でるように
小さな丸い実をつけた

一つの季節の境目を
あっという間に越え

いつの間にか
もう一つの季節の境目が
目の前に・・

速過ぎる
季節の移り変わりも
自然の知らせに
穏やかな気持ちになれて
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
緑色の葉に添えて

枯れた枝々に
絡みつく蔓
重なり合う葉

葉の隙間から
季節の変わり目の風が
ゆっくりと抜けてくる

葉は気のせいかと思うほど
僅かに揺れて

まだ変わらぬ緑の葉は
暑さを際立たせる

冷たい・・
冷たい緑色・・
あの日

空っぽの心に
この冷たい色が心地よく

一枚二枚手折って
時間を埋めるように
細い鉛筆で描いたデッサン

残ってもいないデッサンは
もしかしたら・・
完成しなかった
一枚の葉だったのかもしれない
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
夏の光の中で

強い光の中で

紫の小さな実は
キラキラ輝いて

もう実のなる季節に
なったのか・・と

秋に見た紫の実は
深い紫が光を受け止めて

秋に馴染んでいたけれど

夏の紫は挑戦的に

黄色い光を
思い切り跳ね返して

夏の光の色を変える
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
睡蓮の訪問者

「ごめんください」と
言ったかどうか・・・

葉の上に
小さな訪問者

親指姫なんて
思い出しながら
横を見ると

茎に二匹の訪問者

やさしい色の睡蓮は
童話の世界の
幸せ気分を運んでくれて

かえるやバッタの
気分になって

気持ちだけ
陽気に・・睡蓮の上
コメント ( 16 ) | Trackback ( 0 )
睡蓮マニアがいるそうな・・・

睡蓮マニアなんて人が
いるものだから

どこかで
睡蓮が咲いていると

アンテナが
ぴぴっと動いて
睡蓮行き!

やったー!と
喜んだまではいいけれど

これからどう撮るかが
重い課題!!

とりあえず
たどり着いただけで
「誉めてもらおう作戦」

作戦だけは
大成功♪
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
秋への予感

窓を開けると
ひんやりとした
空気が入ってきた

暑さから
逃げ続けたこの夏

このまま
夏に「さよなら」をするには
少し後ろめたさが残って

慌てて
夏を心に留める

秋の予感に
今頃になって・・

名残惜しい夏が
浮かび上がってくる
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
秋へと向かう

風は少しばかりの
涼しさをおいて
通り過ぎ

涼しさは
いまだに
勝ち目のない
暑さにかすむ

ただ
自然は正直

時にあわせて
真夏の階段を
一つづつ降り始めた

夏の揺るぎない
深い緑も

秋の気配を察し
意地を捨て始めて

あとは
時と葉の色変わりとの
追いかけっこ

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
君よ知るや南の国

雲の切れ目から
太陽はこれでもかと
照りつける

すぐ向こうに
温室が見える・・

暑さダメ押し?
とも思ったけれど

こうなれば
どこも同じ!と
思い切って入ってみる

・・と 涼しい!!
蘭なんてクーラーの中

いつの間にか
南国を追い越すような
暑さになったのかしらと

いつか
こんな花の咲き誇る
街道を歩くのかと

鮮やかな花の中で
余裕もなく
思っていた
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
花・・まん丸

小さいまん丸
大きいまん丸

つまみ細工のような
七夕飾りのような

懐かしさが
一つ一つの
花びらに詰まって

真夏の乾いた土に
似合って

汗の吹き出る
暑さに似合って

うるさいほどの
蝉の声に似合う

まん丸の
夏の花ダリア
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ |